ほったらかし貯金、ほったらかし投資【FMラジオ】

ほったらかし貯金・ほったらかし投資 FMラジオ

2022年9月28日、FM Hiラジオで、

ほったらかし貯金、ほったらかし投資

というテーマでお話ししました!

今回が第14回目の出演。

放送は、アナウンサーの海野圭子さんと、わたくし中村でお送りします(^^

この記事を書いている人

中村俊也

家計改善&運用アドバイザー / 中村俊也(なかむらとしや)

金融商品の販売をしない中立の立場から、生活費の削減方法や、長期的な資産運用の方法をお届けしています。

ラジオ番組「FM Hi 静岡」でレギュラーを持つほか、「リビングカルチャーセンターのマネー講師」を務めています。

無料の動画講座が大変おススメです!ぜひご覧ください。

ほったらかし貯金、ほったらかし投資

(海野)おはようございます。中村さんは、金融商品の販売をしない、中立の立場から、お金の勉強や資産形成を支援する講座を開いていらっしゃいます。このラジオでも、中立の立場で、役立つお金の情報を伺っていきますよ!今日はどんなお話ですか?

(中村)本日は、「ほったらかし貯金、ほったらかし投資」というテーマでお届けします!

(海野)ほったらかし貯金、ほったらかし投資・・・これは、どんな方法でしょうか?

(中村)これは、無理して貯金や投資をしなくても、自動でお金が貯まって、自動でお金が増える、そんな仕組みを作りましょうということです。

(海野)自動でお金が貯まって、お金が増える、確かに、それができればすごくいいですよね。

(中村)はい、今日は具体的な方法もお話ししますけど、その前に海野さんにちょっと質問です。世の中の人って、お金を貯めようと思った時、何をすると思いますか?

(海野)え?お金を貯めるためにすること?・・・う~ん、やっぱり、贅沢をやめるとか、スーパーでできるだけ安いものを買う、とかですかね?

(中村)その通り!でも実は、それって、資産形成で一番やっちゃいけないことなんです。

(海野)え?そうなんですか?

(中村)食費や交際費・娯楽費を削れば、確かにお金は貯まるかもしれないですけど、こうした出費って、人生の満足度に直結する出費なので、削るのって結構しんどいんですよね。

(海野)確かに・・。食費や娯楽費を削りすぎると、つまんない人生になっちゃいそうですね。あんまり我慢ばかりしていると、どこかで爆発しちゃいそうです(笑)

(中村)できれば食費や娯楽費を頑張って削るのは、最後の手段にしてほしいですね。と言うのも、資産形成の基本って、「できるだけ頑張らない」ことなんです。

(海野)え?頑張っちゃいけないんですか?

(中村)頑張っちゃダメです!頑張って出費を減らそう!頑張ってお金を貯めよう!頑張って投資で増やそう!こうした考えって、実はすごく危険なんです。そもそも、貯金や投資といった資産形成って、なんのためにやると思いますか?

(海野)貯金や投資の目的ですか?・・・やっぱり、老後のお金とか、子どもの教育費とか、住宅費とか、いざと言う時の医療費とか、一言で言えば、将来のためですかね?

(中村)そうなんです。貯金や投資って、将来のためにやるものですよね。でも、私たち人間って基本的に怠け者なので、遠い将来のために、今頑張るってなかなかできないですよね。

(海野)あ~分かります。ダイエットとか、まさにそうですよね。頑張って食事を控えよう、頑張って運動しよう、なんて思っても、なかなか続かないですもんね。

(中村)そうなんです。資産形成って、ダイエットとすごく似ていて、自分の将来のためにやった方がいいとは分かっているんだけど、途中で我慢できなかったり、面倒くさかったり、先延ばし先延ばしにしちゃうんですよね。ですから、資産形成の基本は、できるだけ頑張らずに、ほったらかしでお金が貯まって、ほったらかしでお金が増える、そんな状態を作るんです。

(海野)なるほど、できるだけ頑張らずにほったらかしで資産を作るんですね。具体的には、どうやるんですか?

(中村)2つあるんですけど、まず1つ目は、「先取り貯金」です。

(海野)先取り貯金・・どんな方法ですか?

(中村)先取り貯金とは、収入が入った時に、まず貯金してから、残ったお金で生活することです。例えば、収入が30万円入った時に、25万円を使って、残った5万円を貯金するのではなくて、先に5万円を貯金して、残りの25万円の中でやりくりするってことです。

(海野)あ~なるほど。貯金を先にすることで、確実に貯まるようにしておくってことですね。

(中村)そうです。パーキンソンの法則って言うんですけど、人間って、お金があればあるだけ使いたくなっちゃうんです。ですから、最初から貯金で引いておいて、残ったお金でやりくりするのが有効なんですよね。

(海野)じゃあ、収入を受け取る給与口座とは別に貯金用の口座を作って、そこに毎月自動で入金する、そんな設定にすればいいってことですか?

(中村)ばっちりです!これが、先取り貯金・ほったらかし貯金なんです!シンプルだけど、非常に効果的なので、ぜひやって欲しいですね。

(海野)なるほど。では2つ目の、ほったらかし投資っていうのはどうやるんですか?

(中村)ほったらかし投資とは、ほったらかし貯金の投資バージョンです。具体的には、毎月自動で「つみたて投資」をするような設定にしておけばいいんです。

(海野)あ、最近流行りの「つみたて投資」ですね!私も始めました!

(中村)いいですね~、私もやっているので、そのまま継続しましょうね。つみたて投資とは、毎月コツコツ一定額を自動で投資する方法です。頻繁に売り買いをしたり、難しい株価やグラフを見る必要もありません。

(海野)一度設定をしちゃえば、毎月自動でほったらかしで投資ができるので、これは確かにいいですよね。

(中村)しかも、つみたてNISAとか、iDeCoみたいな制度とも相性バツグンなので、初心者の方にも、ぜひおススメしたい運用方法です。

(海野)今、つみたてNISAやiDeCoを始める人も多いですから、これはぜひ押さえておきたいですよね。それでは、今日の内容をまとめていただけますか?

まとめ

(中村)本日は、「ほったらかし貯金、ほったらかし投資」というテーマでお話ししました!

資産形成の基本は、できるだけ頑張らないこと。自動で、ほったらかしで資産が作れる、そんな仕組みを作りましょう。

具体的には、「先取り貯金」という方法で、給与口座から、貯金専用の口座に、毎月自動で入金する仕組みを作っておくことです。生活費で使ってしまう前に、先に貯金をしておくことが大事なんですね。

もう1つが「つみたて投資」で、毎月自動で投資をして、勝手にお金が増える仕組みを作ること。もちろん、つみたてNISAiDeCoといった方法とも相性バツグンです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

興味のある方は、詳しい動画講座を載せているので、ぜひそちらをご覧ください。

(海野)今日はありがとうございました!中村さんの動画講座では、資産運用の方法を詳しく解説しているので、HPをチェックしてみてください。
 
(中村)ありがとうございました!

この記事を書いている人

中村俊也

家計改善&運用アドバイザー / 中村俊也(なかむらとしや)

金融商品の販売をしない中立の立場から、生活費の削減方法や、長期的な資産運用の方法をお届けしています。

ラジオ番組「FM Hi 静岡」でレギュラーを持つほか、「リビングカルチャーセンターのマネー講師」を務めています。

無料の動画講座が大変おススメです!ぜひご覧ください。