【超便利】ChatGPTで自己紹介・事業PRを作ってみよう

こんにちは!AIキャンプ®の中村です。今回は「ChatGPTを使った自己紹介・事業PRの作成」について紹介します!
特に今回のワークショップでは、前半は自分達で自己紹介を作り、後半はChatGPTに助けてもらうという流れ、「人とAIの共同作業で作り上げる」というメッセージが強いものになっています。
これから起業したい人、フリーランス、経営者など、自己紹介・PRを作りたい人にとって、非常に役立つ内容になっているので、是非ご覧ください。
※このセミナーは、2024年12月、静岡市産学交流センターB-nest様で実施させていただきました。開催報告:https://learningc.jp/20241207-2/
▼目次
0:00 はじめに
0:25 概要と自己紹介・事業PRの重要性
2:15 開催報告&受講者の声
4:22 ①AIに頼らず自己紹介・事業PRを作ってみよう
11:05 ②ChatGPTで自己紹介・事業PRを作ってみよう
▼文字起こし
自分の言葉で書いた事業計画などをここに入れてこそ価値が出てきます。人とAIで一緒に作業していくと面白いと思います。AIの力によって大きく覚醒する事態になりました。こんにちは、AIキャンプの中村です。今回のテーマは「ChatGPTで自己紹介・事業PRを作ってみよう」です。今回はChatGPTを活用して自己紹介・事業PRを作るお話をします。起業したい人やフリーランス経営者など、ビジネスで自己紹介をしたい人にとって、本当に重要な内容です。起業したけど自己紹介がうまくできない、業種交流会に参加したけど事業PRがうまくできない、名刺交換してもお仕事につながらない、こんなお悩みはありませんか?これを解決する重要な技術が自己紹介・事業PRです。自己紹介がちゃんとできるようになると、名刺交換や異業種交流会などで効果的な自己紹介ができるようになります。また、ホームページ、SNS、プレゼン、チラシ、ランディングページなどに載せるプロフィールの土台を作ることができます。結果として、人脈形成やお仕事受注につながる可能性も上がります。したがって、企業家や経営者など自分でビジネスをする人にとって、自己紹介は極めて重要な技術です。そこで今回はChatGPTと一緒に自己紹介・事業PRを作ってみたいと思います。ポイントは、AIに丸投げするのではなく、AIと自分の共同作業で作っていくことが非常に重要です。イメージはまず自分で自己PRを作り、その後ChatGPTで強化し、最後に人の目で仕上げるという共同作業が良いと思います。イメージ的には0から30点を人がやり、30点から80点のところをChatGPTにやってもらい、最後の100点にするところを人間がやるという共同作業が理想です。このセミナーは、静岡市山岳交流センタービネストで2024年12月6日に開催しました。講座の前半では1分間の自己紹介・事業PRをグループワークしながら進めました。ここでは、ChatGPTに頼らず、まず自分たちで考えて作ることが大事です。後半では、この作った文章をChatGPTを使ってきれいな自己PR文に作り上げます。このように前半と後半の二部構成でお届けします。受講者の方からグラフィックレコードをいただきましたので、ぜひご覧ください。実際にいただいたコメントは私のホームページに掲載されていますが、たくさんの温かいコメントをいただきました。例えば、「自己紹介や事業紹介をChatGPTでうまく使えばすぐにできるのかと驚きました。」や「AIと人間の協業が重要であるというメッセージが届いていると思います。」というコメントがありました。また、「ChatGPTを使って簡単に自己紹介が作れる、AIが私がやります、できますという強い心で文章を作ってくれたので背中を押されました。」というコメントもありました。中には「神回だったんじゃないでしょうか」という温かい言葉をいただいたり、実際にAIの講座を受けた方からは「ChatGPTに関する動画やニュースはよく聞くけど、実際に中村さんの講座を聞いて、AIのリアルタイムの情報を分かりやすく学べたので良い刺激になりました。」という嬉しいコメントもいただきました。引き続き、こんなセミナーを続けていきたいと思います。それでは、今回の講座を前半は事業PRの作成、後半はChatGPTの活用ということで二部構成でお届けします。このチャンネルではChatGPTや生成AIに関する役立ち情報をお届けしますので、よければチャンネル登録もお願いします。今日のテーマは「ChatGPTを活用した自社の事業PRを作ってみよう」です。今日の大きなテーマは1分自己紹介を作ることです。では、よろしくお願いします。初めての方もいらっしゃるでしょう。では、そのぐらいにしておきましょうか、ありがとうございました。最初に自己紹介は非常に難しいと思います。今、どういう順番で何を喋ったかを付箋に書いて考えてみてください。分かりやすいです。さて、いかがでしょうか?なかなか難しいですね。今回大事なのは「自分ファースト」、つまり1人よがりな自己紹介はダメということです。皆さん、ドキッとした人はいませんか?「やべえ、めっちゃ趣味とか喋ってた」みたいな。道を歩いていたら、いきなりおじさんに「私の趣味はなんとかで」と言われたら、ちょっと怖いですよね。仲良くなったらいいと思いますが、本当に初めましての人にはそのような方法は適していません。まず自分の言いたいことだけ話したり、特に技術系の人が多いですが、何を言っているのか本当にわからないということが多いですし、いきなり売り込みをしてしまうこともあります。自分の思いが強いのは良いのですが、相手によっては引かれてしまう可能性もあります。この辺りの温度感を考えましょう。自分のことを置いて、相手を喜ばせる、つまりお客様の心に立って挨拶できると良いと思います。では、何を言ったら良いか?何をしたら見込み客が喜んでくれるか。これは、あなたと知り合うメリットを伝えてください。これが入っていれば、とりあえず合格だと思います。逆にこれが入っていなければ自己紹介はダメです。結局、自己紹介をしてもらっているけれど、あなたと知り合ったらどういうメリットがあるのか、お客様ファーストであなたと知り合うメリットをお話ししてください。では、ここで質問です。あなたと知り合うメリットをどう伝えたら良いですか?難しく考えず、自分の事業コンセプトを伝えてください。ビジネスは問題解決だと思います。悩んでいるお客さんを喜ばせること、特にこの喜ばせることをベネフィットと言いますので、このフレーズが入ると良いと思います。「私はこういうことで困っている方に、こういうことをお手伝いしています」と言ってあげるのが良いでしょう。私はビジネスをこう定義しています。「Aという悩みを抱えているお客さんをBという素敵な未来へ変化させること」、これが私がビジネスだと思っています。これがターゲット、ソリューション、ベネフィットです。私は3大コンセプトと言っていますが、これをしっかりと言えるようになると、お客さんにシンプルに刺さります。こういうことに困っている方に対して、こういう商品を使うとあなたは素敵な未来が手に入りますよ、ということを自己紹介でシンプルに伝えてください。1分自己紹介の前に、20秒のショートバージョンをお伝えします。「この悩みでお困りの方にこういうお手伝いをしています」というフレーズをぜひ入れてください。最初に何を言いますか?自己紹介、名前を言いますよね。ここは名前にしておいてください。会社名を言ってもいいですし、肩書きプラス名前が良いと思います。例えば、「社会保険労務士のなんとかです」とか「税理士のなんとかです」と言うと、まず1発目で「この人はなんとかなんだ」ということが分かります。ここで一瞬で伝わる肩書きと名前を言ってあげて、会社名は大企業の方なら良いですが、小規模事業者の会社名は正直興味がないので、言わなくても大丈夫です。私は一応株式会社ラーニングライトがありますが、「私はAIキャンプの中村です」と言ういつもの言い方をしています。締めに何を言いますか?行動喚起、専門用語でコール・トゥ・アクションと言いますが、相手にアクションを伝えてください。10秒自己紹介はこれで良いです。「初めまして、なんとかの名前と申します。私はなんとかにお困りの方がこれこれの幸せな未来を手にするお手伝いをしています。よかったら、この後名刺交換してください」とか「インスタやってますのでフォローしてください」とか「お困りの際にお店に遊びに来てください」とか、何かしらのアクションをしてください。最後のアクションはできるだけ簡単なものが良いですね。「買ってください」と言うと難しくなりますので、例えば「今度無料のセミナーをやるので、よかったらAIの勉強しに来てください」と言うのが私の鉄板トークです。最近YouTubeをやっているので「YouTube見てください。AIキャンプを見てください」と言っています。肩書きは皆さん何かお持ちですか?鋭いビジネスコンセプトがある方は、自分の肩書きを1つ言ってあげると良いと思います。場合によっては商品名でもいいです。私の場面ではこのAIキャンプというのをブランドで売っていますので、「AIキャンプの中村です」と言っていますが、実はこれをやる前は創業のコンサルをしていたので、「創業コンサルタントの中村です」と言っていたり、一言で相手に伝わる価値を言えると、「あ、この人はなんとかやってる人なんだな」と伝わります。意外とこれを言わず、熱く語っていたけど結局誰なんだ、みたいなことがあるので、それをやると良いでしょう。今から自己紹介のワークシートを作っていただきたいと思います。お名前、会社名、肩書き、サービス名、ターゲット、ベネフィットを1から6まで埋めていってください。ありがとうございます。自己紹介がまずできると良いと思います。自己紹介の20秒の方を肉付けしていくと、大体1分ぐらいになるでしょう。何を喋るかなんですけど、自分が言いたいことを伝えてもらえると良いと思いますので、この真ん中を盛り込んでいくと基本的な1分自己紹介ができます。さらに自分の自己PRを深めていくという感じになっていきます。ワークシートはこれで16番までありますので、できる範囲まで埋めてください。そのワークシートが皆さんの宝物になりますので、書けるまでがっつり書いてください。では、このぐらいにして先に進んでいこうと思います。そろそろChatGPTに触れさせようと思っているので、AIの時間にしたいと思います。事業PRに関する質問をChatGPTにしてみましょう。「自己PRが重要だと言うけど、何がそんなに重要なんですか?」とか「自己PRはどこでやるのですか?」具体例を20個挙げてください。「私は建築業をやっているのですが、どういう自己PRが良いですか?」や「媒体が良いのですか?」といったことを聞いてみてください。「CIに関する研修の事業をしているのですが、どういう媒体が効果的ですか?」と聞くと「専門性をアピールするためにウェビナーやセミナーが良いのではないですか」というアドバイスが出てきたりしますので、こんな感じでChatGPTと色々会話しながら使っていきます。では、このチャットはもう消してもいいですが、もう1個長いものを用意したので、これもやってみます。以下の項目に従い架空の事業紹介を作成してくださいと指示しています。皆さんに16個書いていただいたものをベースに、適当な事業計画、事業プランなどを書いてもらいます。今回は料理教室で「育児の時の料理作りが大変で苦しかった」というきっかけで事業を作っていきます。少し実演してみますので、その後皆さん自由にここを変えてみてください。これがすごいんですよ、ChatGPT。事業名は「田中ゆうさん株式会社 ゆうクック」。代表取締役は料理教室。サービス名は「ゆうクッキングラボ」。忙しい親子さんと子供たちが一緒に楽しめる時短簡単栄養満点レシピを学べる料理教室です。ターゲットは主に子育て中の親子さん、特に乳幼児の親や料理が苦手な方々です。「毎日の料理作りが大変」、「子供が好き嫌いをする」、「自分の時間が取れない」といった悩みを抱えている方々が、毎日の料理という負担から楽しみに変わります。時短のレシピで節約もできる、というベネフィットが得られます。今回企業の企画を与えていきますので、「料理作りがストレスが原因で、親子さんの助けになりたいと思い、このビジネスを始めました」という形で、架空の事業紹介を作ってくれるということです。すごくないですか?これを作ってくれるんです。皆さん、すごいですよね。ChatGPTですが、負けないでください。確かにすごいのですが、いわゆるど真ん中、つまりChatGPTが確率的に「これが一番いい文章だろう」と弾き出しているわけです。ここに価値は出ません。そうではなく、AIに出せないことを出させていく、むしろ任せるぐらいで使っていただきたい。ぜひこのAIを活用してください。ここから何をやりたいかというと、自分の言葉で書いた事業計画をここに入れてこそ価値が出ます。今、大変な時間を割いて、前半でやりましたので、今から自分の事業をここに入れていきたいと思います。私の方でテンプレートを用意しました。これが2分自己紹介ぐらい、3分か1分ちょっと人によるのですが、こんな感じになっています。もう一度繰り返すと、肩書き、名前、サービス名を入れて、悩み、ベネフィット、最後に行動喚起をするのが良いと思います。場合によっては、ここで悩みを言ってベネフィットを言ってもう1回言う、というのを繰り返しても良いですし、私だったら「AIキャンプ」という名前を言いたいので、「AIキャンプの中村です。AIキャンプに来てください」といった感じで何回も同じことを言うのも大事です。皆さんの好みで構いません。もし皆さんが自分のストーリーを語るのが効果的だと思うのであれば、「私はこういう企業の時に辛い経験をしたので、そういう方々を支援しています」と話せば良いですし、実績があったり、私たちはこういうサービスをしているので、こういう実績があります、最近メディアにも取り上げられています、という言い方をする場合もあります。皆さん、様々な好みがあると思いますが、今日はこの方向で進めていきましょう。今からこれを作るのが大変だなと思うかもしれませんが、大丈夫です。一発でいきます。プロンプトを用意しています。「以下の入力情報を使用して自己紹介を作ってください」と言って、今のプロンプトを全部入れます。1番下に自分のデータを入力して使ってください。最初に実演します。長いプロンプトがありますので、これをコピーしてここにペタッと貼り付けます。書いた事業紹介がありますので、この1から16までコピーしてここに貼り付けます。そうすると自分のビジネスの情報をベースにPRの型を作ってくれます。ちょっと小さくて見えないかもしれませんが、「初めまして、なんとかの山田ピオと申します。私はなんとかというサービスを行っており、運動不足や体重増加にお悩みの方をお手伝いしています。私は元々会社員としてなんとかで、なんとかで…」という感じの、だいたい2分ぐらいの自己紹介ができます。では、皆さんお待たせしました。ご自身のパターンでやってみてください。お願いします。完成した自己紹介をワードなど好きなものに貼り付けて、最後に少し自分で修正すると良いと思います。ここはちょっとおまけですが、完成した自己紹介をもっとAIに改善してほしいと思ったら、「自己紹介の悪い点を指摘し、より良いものに修正してください」とか、「この事業に対して質問してください」といったことをやると、まるで誰かに指摘されているようなアドバイスをもらえるので、そういうのをやりながら自分のブラッシュアップをしていくのが良いでしょう。では、順番にサクッと自己紹介を読んでいただければと思います。お疲れ様でした。ありがとうございました。ここから応用ですが、今日皆さん、事業シート16個書いていただいたものがありますよね。これがベースになり、AIの力によって大きく覚醒する時代になりました。どういうことかというと、今16まで書いたワークシートがありますよね。これを「SWOT分析してください」とか「自己紹介ブログを2000文字で作ってください」とか「事業を拡大するためのパートナーを提案してください」とか、さらには「補助金の書類を作ってください」とか「プレスリリースを打ってください」などができるんです。しかも、ボットで行うことが可能です。以上とさせていただきます。いかがでしょうか?自己PRを作りながらChatGPTを使うと、これだけ面白いことができると感じていただけたと思いますので、ぜひ事業に生かしていただければと思います。以上で終わります。