【超入門】ChatGPTをAPIで使ってみよう!OpenAI APIキー取得から活用まで

【超入門】ChatGPTをAPIで使ってみよう!OpenAI APIキー取得から活用まで

今回は「ChatGPTをAPIで使ってみよう!OpenAI APIキー取得から活用まで」というテーマで紹介します!GPTをAPI経由で使用できるようになると、ChatGPT上だけでなく様々な活用ができるようになります。LINEやExcelなどのツール上でAIを使ったり、PythonやGASなどのプログラミングと合わせてAI使ったり、Difyなどの上位AIツールを使うことができるようになります。今回は、APIの基本と、OpenAI APIキーの取得法、API使用料金の設定法を分かりやすく解説します。
次回の第2話では「Googleスプレッドシート上でGPTを使う方法」、第3話では「Dify」で使う方法を紹介しますので、併せてご覧ください。

▼第2話 GoogleスプレッドシートでGPT-APIを使う方法
ちょっとまってね

▼第3話 ノーコードAI開発ツール「Dify」でGPT-APIを使う方法
ちょっとまってね

▼目次
0:00 はじめに
2:43 APIの基本と活用法
6:08 OpenAI APIキーの発行法
11:04 OpenAI APIキーの料金設定
14:38 まとめ

▼文字起こし

こんにちは、AIキャンプの中村です。今回のテーマはこちら「超入門講座ChatGPT API 1ランク上の活用法に挑戦―APIキー取得法から活用まで」でお届けします。今回はChatGPTのAPIの使い方や取得法を超入門編として紹介します。このAPIの使い方をマスターすると、ChatGPTのツール上だけでなくLINEやExcelなどの他のツール上でAIを使えるようになったり、PythonやGoogle Apps Scriptなどのプログラムと連携してAIが活用できたりします。最近ではノーコードAI開発ツールDEFYというものが流行っており、DEFYのようなChatGPTより上位のAI開発ツールも利用できるようになります。1ランク上のAI活用法を知りたい方には、ぜひこのAPIをお勧めしたいと思います。ちなみに正確な呼び方を申し上げると、今回入門者向けに「ChatGPTのAPI」と呼んでいますが、実際にはChatGPTはAIのモデルではなくアプリのサービス名であり、正確には「GPTのAPI」と呼ぶのが正しいです。GPTというのがAIのモデルであり、GPT3.5やGPT4などがあります。また、OpenAI社が発行しているAPIなので、OpenAIのAPIやOpenAIのGPT4のAPIとも呼ばれます。この辺りも理解しておいてください。今回は動画3本建てで紹介します。第1話ではGPT APIの基本として、OpenAI APIキーの取得から活用までを3ステップで紹介します。第2話では、このAPIキーを利用してGoogleスプレッドシート上でGPTを使う方法、第3話ではノーコードAI開発ツールDEFYでGPTを活用する方法を紹介します。今回の動画を見ると、初めての方でもつまづくことなく実践できると思いますので、1ランク上の活用法を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。このチャンネルではChatGPTや生成AIに関する役立つ情報をお届けしますので、よろしければチャンネル登録もお願いします。それでは、APIの基本と活用法について紹介します。まずAPIとは、アプリケーションプログラミングインターフェイスの略で、簡単に言えば他のツールと組み合わせるための仕組みです。例えるなら端のようなもので、GPTのAIモデルの機能をLINEと組み合わせたり、Excel上で使えるようにしたり、YouTubeと連携させたり、Slack、Teams、Notionなど他のAIツールと組み合わせて利用することができます。APIを上手に使えば、このGPTをさまざまなツールと連携して活用できるようになります。実は2023年3月に大いに盛り上がり、当時はGPT3.5でしたが、このAPIが一般公開され、多数のAIアプリが毎日登場し、本当に楽しい時代が訪れました。例えば、GPTとLINEを組み合わせたり、GPTと電話、Teams、Slack、YouTube、スプレッドシートなどと連携させ、日常の中にAIの機能がどんどん取り入れられていったのです。次に、API活用のイメージを紹介します。ユーザーが質問すると回答が返ってくるのがChatGPTですが、実はChatGPT自体はAIではなく、裏で大規模言語モデル(LLM)を呼び出しているアプリケーションです。ユーザーの質問に応じてAIの機能を呼び出し回答してくれる仕組みになっています。このLLMにはGPT3.5やGPT4など複数のモデルが含まれており、今回の場合はChatGPTにこだわる必要はなく、Googleスプレッドシートなど他のツールと連携することもできます。OpenAIのAPIキーを発行し、端のようにツールと連携させるというイメージで捉えてください。また、GPT以外にも、OpenAIのGPTだけでなく、AnthropicのClaudeやGoogleのGeminiなど、さまざまなAIのAPIがあります。さらに、GPT4、GPT3.5、OpenAI O1、GPT4 Vision、Whisper TTS、テキストエンディングなど、多様なAIモデルが存在するため、APIに触れることでモデルの違いや活用事例を学び、AIについて詳しくなれるでしょう。では、OpenAI APIキーの取得法を紹介します。必要なものは、ChatGPTと同じGoogleアカウント(または同等のアカウント)と必須のクレジットカードのみです。手順は非常に簡単で、まずOpenAIのサイトにログインし、請求ボタンからクレジットカード登録を行い、ダッシュボードからAPIキー作成のボタンを押すだけで、5分もあれば設定できます。実際に取得するには、OpenAIのAPIページにアクセスし、API構築開始のボタンを押してください。ログインはChatGPTと同じアカウントで大丈夫です。私はGoogleアカウントでログインし、APIキーが表示されたページからキーを取得しました。このAPIキーは再表示できないため、必ずコピーして保存してください。また、必要に応じて新しいAPIキーを作成することも可能です。ここまででAPIキーの取得は完了です。なお、このAPIの使用には料金がかかるため、クレジットカード情報の登録も必要です。右上の歯車ボタンから「ビリング・請求」の項目で支払い方法を登録してください。支払い方法が未登録の場合、プレイグラウンドでAPIを試す際に支払い設定を促されますので、必ず設定してください。以上でOpenAIのAPIキーが準備できたことになります。次に、APIキー使用時の料金設定について説明します。勝手に大量に使用されると困るため、API使用料金を設定しましょう。まず自動チャージ設定は、設定内の「ビリング」からオートリチャージでチャージ設定ができます。また、毎月の使用限度額も設定可能で、例えば最大月10ドルまでとすることができます。設定方法は、ビリング画面で現在のクレジット残高が表示され、追加ボタンからクレジット残高を追加する仕組みになっています。プランをキャンセルする場合も、対応するボタンから操作します。自動再チャージがオンの場合、クレジット残高が5ドル以下になると自動的に10ドルまでチャージされる設定になっています。さらに、左側の「制限」ボタンから予算のアラート設定も可能で、毎月クレジット残高が5ドルになった際にメールで通知が来るようにできます。予算の制限を設定すれば、万が一大量にAPIを使用してしまっても、例えば10ドル(約1500円)までしか費用がかからないようにできますが、設定金額を低くしすぎるとAPIサービスが途中で中断される可能性があるため、ある程度高めに設定することも重要です。なお、初回の場合は無料トークンがもらえたり、期間限定イベントが実施されたりするので、申し込むと無料である程度利用できる場合があります。API料金については、OpenAIのホームページに記載されており、現時点でのGPT4では、入力時に100万トークンあたり2.5ドル、出力時に100万トークンあたり10ドルかかるとされています。GPT4は高めですが、安く試す方法としてGPT4のminiがあり、こちらは100万トークンあたり0.15ドルですので、かなりお得です。GPT4のminiで試しつつ、本格的に使う際にはGPT4などを利用すると良いでしょう。なお、APIの料金は頻繁に変更されるため、最新情報はホームページでご確認ください。今回は第1話として、APIの基本とOpenAIのAPIキーの取得、活用の設定についてお話ししました。次回の動画ではGoogleスプレッドシートとDEFYでのGPT活用方法を紹介しますので、引き続きご覧いただけると幸いです。今回は「超入門講座ChatGPT API」として紹介しました。ありがとうございました。