【AI図解対決】ChatGPT vs Claude!最強のグラレコ職人はどっちだ!?【プロンプトも大公開】

今回は【AI図解対決】ということで、ChatGPTとClaudeを使用したグラフィックレコード(グラレコ)風図解作成を紹介します!最近は、ChatGPTの画像生成の他、Claude Artifactを用いたSVG画像など、AIを使ってちょっとした図解が作成できるようになりました。今回は、中村が検証を重ねたベストの方法を紹介します。実践で使えるプロンプトや、Canvaやパワーポイントでの修正法も公開!ぜひ活用してください。
▼目次
0:00 はじめに
0:45 完成図解 ChatGPT VS Claude
2:00 現状最適なグラレコ図解AIツール(Gemini・Napkin・Genspark・Manus・Skywork)
3:52 AI図解作成のポイント3選
4:31 1、適切なプロンプト
5:48 ClaudeでAritifactを設定しよう
8:16 中級者向けプロンプト(英語版YAML含む)
13:16 2、ChatGPTとClaudeの適切な使い分け
15:12 SVG画像とは何か?
18:24 3、Canvaやパワーポイントで微調整
19:01 画像をCanvaで修正
21:15 SVGをテキストやパワーポイントで修正
22:45 まとめ
▼動画で紹介したプロンプト
①シンプルなグラレコ
以下の入力文を、グラフィックレコード風の図解してください。
## 入力文
②ChatGPT用グラレコ
# グラレコ風図解プロンプト - V2.0 - ChatGPT用 - 色指定あり
## 目的
- あなたは超一流のグラフィックレコードデザイナーです。
- あなたのミッションは、以下の入力文を、分かりやすいグラフィックレコーディング風のインフォグラフィックにすることです。
- 日本語で出力してください。
## 実行機能
画像生成ツールを使用
## デザイン仕様
- 枚数:1枚
- 画像サイズ:横1200px × 縦800px(アスペクト比 3:2)
- フォント:Noto Sans JP
- 白字にメインカラー、アクセントカラーを用いたデザイン
- 背景カラー:白色(#ffffff)
- メインカラー:青色(#002060)
- アクセントカラー:赤色(#E20000)
- テキスト:黒色(#000000)
## 入力文
③Claude用グラレコ
# グラレコ風図解プロンプト - V3.0 - Claude用
## 目的
- あなたは超一流のグラフィックレコードデザイナーです。
- あなたのミッションは、以下の入力文を、分かりやすいグラフィックレコーディング風のインフォグラフィックにすることです。
- 日本語で出力してください。
## 実行機能
SVG形式でコーディング
## デザイン仕様
- 枚数:1枚
- 画像サイズ:横1200px × 縦800px(アスペクト比 3:2)
- フォント:Noto Sans JP
## 入力文

▼文字起こし
こんにちは、AIキャンプの中村俊也です。今回のテーマは「最強のAI使い対決 ― ChatGPT vs Claude」。AIでグラフィックレコード風の図をどう作るかを解説します。ChatGPTで画像生成を試したものの情報量が多すぎて文字化けした経験はありませんか? 2025年に入り、ChatGPTやClaudeの図作成能力は大幅に向上しました。正しく使えば見やすい図を瞬時に作れます。実際に完成した図を紹介します。左がChatGPT、右がClaudeで作成した同一の図です。今回は「大阪万博に行くベストな日」を題材にしました。土日は混雑、火水が空いている、7月〜8月前半が狙い目、雨の日もおすすめ、10月は開幕直前で激混みが予想される ― こうした内容を図にまとめています。ChatGPTはぱっと見で伝えるイラスト向き、Claudeは多量の情報を扱える長文対応のSVG出力が得意です。文字が小さめで読み込みが必要ですが、構造化された図を生成できます。一般にグラフィックレコードはセミナーやワークショップ内容を1枚にまとめますが、現状最適なAIツールはChatGPTとClaudeの2つ。しかも無料プランでも十分使えます。GoogleのGeminiは制御が難しく、Napkin AIは情報が抜け落ちやすい。Agent系のJenSparkやManas Skywalkはリッチなスライドを自動生成できますが、処理時間が長く、著作権的に怪しい画像を貼る可能性もあり実務利用は危険です。したがって図を作るならChatGPTかClaudeを選びましょう。図作成のポイントは3つ。①適切なプロンプトを使う。②ChatGPTとClaudeを使い分ける。③CanvaやPowerPointで最後に微調整する。初心者向けプロンプトは「以下の入力文をグラフィックレコード風の分かりやすい図にしてください」とし、入力文を貼り付ければOK。ChatGPTでは画像生成ツールを明示的に使うと確実ですが、指示だけでも図にしてくれます。実行例ではChatGPTが「大阪万博に行くベストな日」を図示しましたが、水曜日が抜けるなど細部は修正が必要でした。Claude(無料版でも利用可)の場合、設定で「アーティファクト」を有効にし、同じプロンプトを入力するとHTML/SVGコードを生成して図を描画します。コードベースなので拡大縮小に強く、曜日別混雑状況や狙い目期間などを正確に表示できますが、アスペクト比を指定しないと縦長になることがあります。そこで中級者向けプロンプトでは枚数、画像サイズ、縦横比3:2、フォント(Noto Sans JP)、メインカラー・アクセントカラーなどデザイン仕様を細かく指定します。ChatGPTは詳細指定でリッチなデザインになりますが、Claudeはデザイン力が高いため色指定を省き、英語プロンプトにすると精度が上がります。上級テクとしてプロンプト全体を英語にし、YAML形式にすると構造制御が容易です。生成結果を比較すると、ChatGPTはポスター的で視認性が高く、SNS向けや子ども・高齢者にも分かりやすい。一方Claudeは洗練された長文入りの図を生成し、1時間のセミナー内容など情報量が多い場合に最適です。ClaudeのSVG出力はテキストデータなので拡大しても劣化せず、AIに再読み込みさせて編集することも簡単。SVGはパスや円などで構成され、雪だるまの例では要素のr値を変更するだけでサイズを変えられます。AIにテキストを渡せばそのままレンダリング可能で、画像認識が不要な点が大きな利点です。ただし複雑なイラストはSVGには不向きで、線や単純図形中心になります。最後の仕上げとして、ChatGPTが出力するPNG画像はCanvaで余白を生成AI拡張し、マジック消しゴムで不要部分を削除し、テキストツールで修正できます。ClaudeのSVGは①コードを直接編集、②SVGファイルをダウンロードしてPowerPointに貼り付け、グループ解除後に図形を自由に編集する方法があります。PowerPointならパーツ単位で色や形を調整でき、実務資料に最適化可能です。まとめ:AIでグラレコ風図を作るポイントは①適切なプロンプト、②ChatGPT(視覚的インパクト重視)とClaude(情報量重視SVG)の使い分け、③Canva・PowerPointによる微調整。これらを活用すれば誰でも簡単に図をAIでサクッと作成できます。ぜひ試してみてください。ご視聴ありがとうございました。