【新機能】画像生成AI「Midjourney(ミッドジャーニー)」が動画生成AIに進化!AIが描く世界が動き出す!

【新機能】画像生成AI「Midjourney(ミッドジャーニー)」が動画生成AIに進化!AIが描く世界が動き出す!

今回は、2025年6月にアップデートされた画像生成AI「Midjourney(ミッドジャーニー)」の動画生成AI機能を紹介します!これまで動画生成AIは未対応だったMidjourneyが、実際にどのような動画を作ることができるのか、実演解説させていただきます!

▼文字起こし

こんにちは、AIキャンプの中村俊也です。今回のテーマは、画像生成AI「Midjourney」が2025年6月のアップデートで動画生成に対応したという内容です。新たに登場した「V1 Video Model」を使うと、画像をアップロードし、プロンプトを入力するだけで簡単に動画を作成できます。プロンプトを入力しなくても画像だけで自然なアニメーションが生成される点も便利です。他の動画生成AIと比べて特別な優位性があるわけではありませんが、Midjourneyはキャラクターの一貫性が高く、私たちのシリーズキャラクター「AIあおいさん」のように統一感のあるビジュアルをそのまま動かせるのが魅力です。実際の操作は、手元の画像やMidjourneyで生成した画像を「Start Frame」に入れて「Video Start」を押すだけで、約1分ほどで動画が完成します。例えば、パソコンを操作する女性の画像をアップするとキーボードを打ちながら自然に動く動画ができました。キャラクターを変えると視線を左右に動かすなど表情豊かな動きも確認できます。プロンプトを入れずに本を掲げる女性の画像を使うと喜びながら本を掲げる4本の動画が生成され、プロンプトに「踊る」と一言加えると同じキャラクターが踊る動画に変化しました。時折首が不自然に回転するなど不気味な結果もありますが、何度か試すとクオリティの高い動画が得られます。虫眼鏡を持つキャラクターではレンズ内が正しく拡大表示されるなど描写も進化しており、女の子とロボットが会話するシーンや歯みがきをする猫、街の上に浮かぶミカン、イルカに乗る女性、流れ星が流れる星空など多彩なシチュエーションで自然なアニメーションを確認できました。さらに、AIキャンプで発行している冊子の表紙画像をアップすると表紙の文字を保ったまま登場人物が本を開いたり手を上げたりといった動きが追加されました。公式発表によると、6月19日にリリースされたV1 Video Modelは「Image to Video」技術を採用しており、短い動画の生成だけでなく延長や外部画像のアニメーション化も可能です。Midjourneyは月額11ドルからの有料サービスですが、誰でも簡単に画像からアニメーションを作れるので、興味のある方はぜひ試してみてください。以上、2025年6月アップデートで動画生成に対応したMidjourneyのご紹介でした。ご視聴ありがとうございました。