【徹底比較】ChatGPTのオリジナルAI機能「My GPTs」と「プロジェクト」の決定的な違いとは?

今回はChatGPTのオリジナルAIを作成する機能「My GPTs」と「プロジェクト」の違いについて紹介します。どちらもカスタムAIを構築できる機能ですが、GPTsはチーム向け、プロジェクトは個人向けという特性の違いがあるので、興味のある方は使い分けてみましょう!
▼目次(タイプスタンプ)
0:00 はじめに
1:44 1 My GPTsとプロジェクトの違い
3:57 2 My GPTsの事例
6:33 3 プロジェクトの事例
10:33 まとめ
▼文字起こし
こんにちは、AIキャンプの中村です。今回のテーマはこちら。ChatGPTのプロジェクトとMy GPTsを徹底比較。こんなテーマでお届けさせていただきます。今回はChatGPTのオリジナルAI機能「My GPTs」と「プロジェクト」の違い。どちらも、自分専用にカスタムしたオリジナルAIが構築できる機能!超便利!「My GPTsとプロジェクトって何が違うの?」「自分の業務にはどっちを使えばいいの?」そんな方はいないでしょうか?両者の違いや目的を理解して使い分けられるようになると、カスタムChatGPTを、さらに便利に使えるように!My GPTsとプロジェクトを知らない方に説明しておくと、ChatGPTの有料版でこんな感じの自分たちのカスタムAIを作れる機能になっております。この上に、私たちのAI社員、あおいさんっていますけど、こちらがMy GPTs。で、下がプロジェクトってやつで、それぞれのタスクを管理できるようなものになっているということになります。今回の流れです。1つ目、My GPTsとプロジェクトの違い。2つ目、My GPTsの事例。3つ目、プロジェクトの事例。こんな流れで紹介させていただきます。今回の動画見ていただくと、ChatGPTを独自にカスタマイズして仕事の生産性を上げるヒントが得られますので、是非最後までご覧ください。このチャンネルでは、ChatGPTや生成AIに関する役立ち情報をお届けします。よければ、チャンネル登録もお願いします。それでは1つ目、My GPTsとプロジェクトの違いについて紹介させていただきます。はい。こちらのスライドが全てになるんですけど、2025年6月現在の違いになります。で、My GPTsもプロジェクトも、どちらもカスタムAIを作れる機能になっておりまして、いろんな機能は被っております。カスタム設定、ナレッジの追加、検索、画像生成、コードインタープリター、画像認識、Canvas、あとはGPT-4o/4.1/o3などのモデルを新しい切り替えられるようになったんですけど、この辺りはどちらも一緒だと思ってください。そしてMy GPTsの特徴としては、最大の特徴がこちらになるんですけど、作成したこのカスタムGPTを他人や組織と共有できるっていうところが大きなポイントになっています。で、こちらは細かいんですけど、現状外部サービスと連携できるActionsっていうのは、こちらはプロジェクトではできなくて、GPTsのみで使うことができます。また個人的には、これすごく大事なんですけど、アイコンですね。こんな感じの顔写真みたいなアイコンですね。こちらを設定することができて、操作画面UIが分かりやすいかなと思います。で、細かい違いはあるんですけど、結論としてMy GPTsはチームでの利用に適してるかなと思います。一方で、ChatGPTのプロジェクト機能、プロジェクトっていうボックス、メールのフォルダ分けみたいなものですけど、あんな感じで複数のチャットを一括管理することができるということになっています。で、また現状はディープリサーチ、そして高度なボイスモード、こちらはGPTsでは使えなくてプロジェクトのみで使えるということになっています。で、プロジェクトのメインの使い方としては、あくまで個人利用なのかなと思っておりまして、いろんなチャットがあっちこっちにバラバラになってしまうものを、一つのフォルダみたいなものにまとめることができるよってところが大きな特徴になるので、チームでの利用というよりも、これは個人での利用に適してるものになっているということです。まとめると、GPTsはチーム向け、プロジェクトは個人向けと考えていただくといいかなと思います。この、アクションとかディープリサーチみたいな細かいところはまたすぐアップデートが入るかなと思っております。では続いてMy GPTsの事例を紹介させていただきます。はい、私たちAIキャンプではこんな感じですね、たくさんのGPTsを作ってこうあおいさんのシリーズで作っているんですけど、今回一つ紹介させていただくのが、こちらのセミナー案内あおいさんというものになります。え、こちらはですね、セミナーのタイトルを入力するだけで200~300文字程度の魅力的な案内文をサクッと作ってくれる、そんなGPTsになっているわけです。では実際にやってみましょうか。初心者向け!仕事がラクになるExcel関数10選という事で打ってみたいと思います。はい、そうすると、あっという間に魅力的な案内文を作ってくれました。実際に聞いてみましょう。作業に時間がかかって毎日バタバタしている…。「Excelを使っているけど、いつも手作業で非効率…」そんなお悩みはありませんか?実は、Excel関数をうまく使うことで、日々の業務が驚くほどラクになるんです。本セミナーでは、初心者の方でもすぐに使える”厳選10個のExcel関数”をご紹介!「売上の集計」「データの抽出」「条件による自動判定」など、明日からすぐに役立つ具体的な活用方法を、事例付きで丁寧に解説します。パソコンが苦手な方でも安心して学べる内容ですので、どうぞお気軽にご参加ください!はい、ということでいかがでしょうか。非常にいいですよね。ちゃんとお客様の悩みに訴求しながら、日々の業務が驚くほどラクになるっていうね、講座に参加するメリットも説明しつつ、しっかりと具体的な講座内容もできるし、しっかりと最後の問いかけもできているので、本当にプロが作るような文章になっているんじゃないかなということです。これをプロンプトを打たなくても、タイトルだけで作れるっていうのが非常に素晴らしいですよね。他には例えばですね、初めての確定申告講座。はい、こんな感じでセミナーのタイトルを打ってあげると、「初めての確定申告、何から始めればいいの?」って感じの案内文がサクッと作れるということですね。こんな感じで文章作成を非常に早くする、GPTsというものを社内で共有したりするととてもいいかなと思います。そしてもう1つやっていきたいなと思います。え、こちらはGPTsのアクションというものを使っているんですけど、Googleフォームをここで作れるというものになっています。実際にやってみましょう。中学生のスマホ利用状況を調査するアンケートを作成してとお願いしてみました。はい。なので、これでGoogleフォームを作ることができましたので、はい、開いてみましょう。はい、そうするといかがでしょうか。ChatGPT上で指示したこの画面からこんな感じのGoogleフォームをサクッと作ることができました。これがChatGPTのアクションってものを後ろに仕込んでいるんですけど、こんな風にカスタムGPTsにいろんな機能を仕込んで使うことができるってことを感じていただければなと思います。はい、他にもたくさんあるんですけど、今日はこのぐらいにしておきたいなと思います。はい、以上がGPTsの説明でした。続いて、ChatGPTのプロジェクトの事例を紹介させていただきます。これね、左側の画面で、上側がGPTs。で、下側にあるこういうところ、これがプロジェクトってやつで、その下に普通にChatGPTの履歴があるっていう、こんな状態になっています。で、プロジェクトはここから新規作成っていうところから作ることができます。ここにはですね、YouTubeの戦略を考えるっていう風に打ちましたけど、これは皆様がやっている業務をここに考えてあげるといいかなと思いますので、皆様のお仕事一つここに入れてみましょう。そうすると、こんな画面になりまして、ここにファイルを追加したり、ここに指示を追加することができます。はい。で、例えば今回適当ですけど、「あなたはプロのYouTuberで、私に戦略についてアドバイスすることがミッションです。」ここはGPTsと全く同じなんですけど、ここに指示、カスタム設定をしているので、YouTubeの戦略を考えるようなネタを出してくれるということです。ちょっと聞いてみましょう。戦略の基本を教えてと打ってみましょう。YouTube戦略はって感じで、ちゃんと文脈を理解しながら会話を進めることができるということです。で、このプロジェクト機能の何がいいかっていうと、このフォルダーの中に今の会話履歴が残るんですね。ChatGPTって普通の会話はこんな感じのチャットの履歴の中に入るんですけど、どんどん会話の履歴が流れていって、どこに何があるか分かんないんですよね。ですので、このフォルダーの中に会話の履歴を保存することができるので、例えばChatGPTを開いて、「あ、そういえばあの時の会話もう一回やり直したいな」と思った時は、このフォルダーのところを開いてもらって、先ほど開いたここの会話の履歴を表示した状態で、ここから会話を続けるみたいなこともできるので、自分たちの保存しておきたい履歴っていうものをフォルダーの中にしっかり管理できるっていうのがとてもいいかなと思います。え、ちなみにこれはおまけなんですけど、ChatGPTプロジェクト、現状ですね、このディープリサーチを使ったり、この高度なボイスモードっていうものを使うことができますので、このボイスモードだけちょっと実演しますね。えっと、英語の先生になってもらって、英単語のクイズを出してっていう指示を出しているので、これで会話をしてみましょう。Hello! Hi there! How are you doing today? Uh, are you ready to practice some English? Yes, let’s practice English. Great! Let’s start with something simple. How about we practice introducing ourselves? OK. Thank you. See you. You’re welcome! It was great chatting with you. Have a wonderful day and see you next time. はい、という事で、ちょっと適当な会話しましたけど、こんな感じで英会話の練習するみたいな使い方もプロジェクト内でやることができるということになります。以上でChatGPTのプロジェクトの説明は終わります。はい、それではまとめていきます。今回はChatGPTのカスタムAI機能、My GPTsとプロジェクトの違いを紹介させていただきました。どちらもカスタム設定、ファイルアップなどが可能で、自分独自のオリジナルAIを構築できるってところは一緒かなと思います。で、今見ていただいて分かるとおり、My GPTsは他人と共有できるため、チーム運用をしたいならMy GPTsがお勧めです。で、複数のチャットを履歴をどんどん管理するっていう風に、一括管理しながら個人で作業を進めるなら、こうプロジェクトっていうところが合ってるのかなと思います。どちらも同じように見えて、目的が意外と違いますので、うまく使い分けて、できれば両方使っていけるといいのかなと思います。どちらも使いこなすことで生産性を上げることができますので、皆さんも触っていただければなと思います。はい、それでは今回は以上です。ありがとうございました。