GoogleのAI開発エージェント「Gemini CLI」を実際に触ってみた!非エンジニアの感想は?

Gemini CLIを触ってみた

Gemini CLIとは?

2025年6月、GoogleはAI開発エージェント「Gemini CLI」をリリースしました。  

このツールは、コマンドライン上でAIの力を活用できる画期的なエージェントで、裏側は「Gemini 2.5 Pro」。100万トークンの長文を扱うこともでき、しかもまさかの無料!

Googleアカウントさえあれば、だれでも簡単にこの機能が使えるということで、実際に私も触ってみました。

Gemini CLIの始め方と実際の操作

ここでは、実際にGemini CLIを使い始める手順と、どんなことができるのかを紹介します。

手順1:Node.jsをインストール

まずはNode.jsが必要らしいので、公式サイト(https://nodejs.org/ja/download))からインストールしましょう。

手順2:ターミナルを開く

次に、ターミナルを開きます。

非エンジニアの私も触ったことくらいはありますが、正直なじみのない機能で、この時点で「うっ」となりました。

Windowsの場合は「Windows+X」でターミナル(管理者)を開きます。

手順3:Gemini CLIをインストール

ターミナルに以下のコマンドを入力し、しばらく待ちます。  

エラーが出た場合はAIに聞いてみましょう。

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npm install -g @google/gemini-cli

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手順4:OK Proceed? と聞かれたらEnter

途中で「OK Proceed?」と表示されたら、そのままEnterを押します。

なんか出てきたぞ…

手順5:Googleアカウントでログイン

何かコマンドを打つか、エンターを押すとGoogleアカウントのログイン画面が表示されます(初回のみ)。

手順6:動作確認

動作確認で、試しに「こんにちは」と入力してみました。

すると、AIから回答が返ってきました!

おお、これでちゃんと動いているようです。

ほっ(笑)

手順7:検索を実行

Gemini CLIでは、検索や画像・ファイル分析が可能らしいので、

試しに「今日の天気は?」と聞いたところ、しっかりと検索を実行して回答してくれました。

ふむふむ。

手順8:ファイル内データを参照する

さて、ここからが本命。

ファイル内のデータを参照してみましょう。

Gemini CLIに限らず、最近流行りの「Cursor」や「Obsidian」などのツールでは、ファイルをを参照しながらAIを使ったり、逆にAIの回答をファイルに反映させたりできます。

ブログの原稿作成やアプリ開発では、この点が非常に強力で、Cursorなどを愛用している人も増えてきましたね。

では、以下の指示を出して、フォルダを参照させます。

「ココに移動して C:\Users\tsyn2\OneDrive\デスクトップ\Vibe Coding」

「フォルダ内のメモを参照して」


すると、デスクトップ内のフォルダやその中のメモファイルの情報を理解してくれました!

成功です!

手順9:ファイルを作成する

では最後に、ファイルを参照しながら、新しいファイルを作ってみましょう。

「YouTubeの原稿の作り方」というデータを参照した状態で、「Canva AIの機能大公開」という原稿を作成させます。

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このメモを参照して、「Canva AIの機能大公開」という原稿を作成し、新しくファイルを作成してください。

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するとどうでしょう・・・おぉ、新しい原稿が作成され、新しいファイルがPC上に作成されました!大成功です!

いいですね。

非エンジニアとしての感想

とうことで、話題のGemini CLIを触ってみました。

ターミナル上で使えるのがウリらしいのですが、正直言ってしまうと、普段ターミナルを使い慣れていない私からすると、使いにくいなぁという感想です。  

AIに質問しながら進められるのは便利ですが、細かい修正や操作性の面では、  やはりCursorなどのエディタの方が直感的で使いやすいと感じました。  

ただ、AIとデータを連携させながら作業させていく使い方はこれからも増えていくと思うので、もっと非エンジニアに易しいツールなどが登場するかもしれませんね。

今後、より使いやすく進化していくことに期待しています。