【超入門】Google Opalなら話すだけでAIワークフローが作れる!初心者にもおススメ!

今回は、Googleが発表した最新AI開発ツール「Opal」について、話すだけでAIワークフローを作成する方法を解説します。
「ChatGPTやGeminiの基本的な使い方には慣れたけど、もう一歩進んだ活用法に挑戦したい」「Difyやn8nのようなAIワークフロー構築ツールに興味はあるけど、難しそうで手が出せない…」
こんな悩みをお持ちではありませんか?この動画では、プログラミング初心者でも扱えるGoogle Opalを使い、音声だけで簡単にAIワークフローを構築する手順を実演付きで解説しています。APIなどの難しい設定も不要で、誰でもすぐに試せますので、ぜひ最後までご覧ください。
▼目次
0:00 はじめに Google Opalとは?
1:42 AIワークフロー・自動化ツールの紹介
例:Zapier・Make・Dify・n8n・OpenAI Agent Builderなど
4:03 【実践】Google Opalでワークフローを構築
5:32 1、ゼロから手動で作る
10:42 2、ゼロから話しながら作る
13:31 3、テンプレートから作る
17:36 まとめ
▼文字起こし
こんにちは、AIキャンプの中村です。今回のテーマはこちら。話すだけで作れる!?AIワークフロー Google Opal。2025年10月についに日本に上陸した、Googleが発表した新しいAI開発ツール「Opal」について、「話すだけでAIワークフローが作れる」仕組みを実演解説します。超初心者でもマネできるように、こんな感じのAIワークフローを作る方法を紹介していきます。余談ですが、このOpalの正式な読み方は「Opal」ですが、日本では「オパール」で定着しているので、今回はカタカナ読みの「オパール」で話していきます。ChatGPTやGeminiより一歩高度なAI活用に挑戦したい、話題のDifyやn8nなどのAIワークフローに興味はあるけど難しそう…という方にピッタリの内容です。GoogleのOpalは、話すだけでAIのワークフローが作れるのでハードルが非常に低いんですよね。2025年10月現在は実験版として公開され、無料で触れます。通常ならAPIの設定などが必要ですが、その設定も不要。Webサイトを開けばすぐ触れるので、初心者がAIワークフローに一歩踏み出すのに本当におすすめのツールです。背景も少し。いまAIのワークフローや自動化ツールが注目され、次々登場しています。昔からあるZapierやMakeのような、簡単に機能連携・自動化できるツールもあります(これはAIに限りません)。最近の主力はDifyとn8n。とくにn8nは世界的に有名で、現状AIワークフローツールで最も多機能・高性能だと感じます。加えて先日、OpenAIからAgent Builderというワークフローツールも登場しましたが、OpenAI特化(GPT中心)で、非エンジニアにはやや難易度高め。今回日本上陸したのがGoogle Opalの実験版で、Googleサービスに特化し、話すだけで構築可能という大きな特徴があります。ChatGPTやGeminiなど基本のAIツールに慣れた方は、次のステップとして自動化やAIワークフロー構築に挑戦すると、活用の幅が一気に広がります。どれを触るべきかは進化が速すぎて一概に言えませんが、「無料でまず試したい」ならOpalは選択肢に入ります。今日は超初心者向けにこれを紹介します。最後までご覧いただき、AIワークフロー構築に一歩踏み出していただければと思います。このチャンネルではChatGPTや生成AIに関する役立つ情報をお届けします。よければチャンネル登録もお願いします。ではGoogle Opalでワークフローを構築していきましょう。まず「Opal」と検索し、「Welcome Opal」と表示されるGoogleのOpalを開きます。画面が出たらGoogleアカウントでログイン。Opalは実験段階なので画面は今後変わるかもしれません。ここからAIワークフロー/AIアプリケーションを構築します。英語が読みづらい方は翻訳を使いましょう。Google Chromeなら右上の三点ボタンから「翻訳」で日本語表示にできます。「自然言語を使用してミニAIアプリを構築・編集・共有」とあります。Google Opalの作り方は大きく3つ。①ゼロから手動で作る、②ゼロから話しながら作る(今回の目玉)、③テンプレートから作る。順番に実演していきます。初心者向けなので、できるだけ簡単なものから。新規作成を押すと、アプリケーションの構築画面になります。翻訳で一部表示が崩れる場合は英語表示でもOK。AIアプリの基本は、ユーザーが入力→AIが処理→出力という流れ。まず「ユーザー入力(User Input)」ブロックで、利用者がプロンプトを打ちます。そこから線でつないで、中央で「ジェネレート(Generate)」を押すと接続が作れます。ユーザーがプロンプトを打つ→AIが起動→生成結果を「アウトプット(Output)」で表示、という基本のチャットボットです。モデルは「Gemini 2.5 Flash」を使用。右側にプレビューされたアプリでスタートを押し、「日本で有名な観光名所はどこですか?」と入力すると、Geminiが回答を返してくれます。次に、モデルを「Gemini 2.5 Flash Image」(画像生成、いわゆる“ナノバナナ”)に変更。プロンプトに「犬が歩く絵を描いてください」と入れると、画像が生成されます。画像生成もこの通り。さらに、ブロックを増やして2つのモデルを同時に動かすことも可能。上のモデルは「Gemini 2.5 Flash」でプロンプトに「猫っぽく回答してください」、下のモデルは「犬っぽく回答してください」と設定。ユーザー入力を両方へ渡し、アウトプットで2つの回答が並ぶようにします。「タンパク質って何?」と質問すると、猫Geminiは「ニャー…」と猫口調で、犬Geminiは「ワン!」と犬口調で、それぞれ回答。こうしたカスタムAIのワークフローも手動で作れます。続いて「話しながら作る」方法。メイン画面に戻って新規作成し、指示を話しかけます。「ユーザーがプロンプトを入力するとアニメ調の画像と浮世絵風の画像の2枚ができるワークフローを作ってください」と伝えると、なんと会話だけでワークフローが自動生成!構成は4ブロック。ユーザーの入力から画像生成用のプロンプト(Generation Instruction)を作り、「Gemini 2.5 Flash Image」で2種類の画像を生成、結果を出力します。実行して「たこ焼き」と入力すると、アニメスタイルと浮世絵スタイルの2枚が一気に出力。プロンプトも細かく自動生成され、会話だけでここまで高度なワークフローが作れるのは本当にすごい。プロンプト作成が苦手な人や、プログラムが分からない人でも高度な作業が可能になり、開発速度も大幅に上がると感じます。しかも今日は触れませんが、Geminiの回答だけでなく、リサーチ、画像生成、オーディオ(音声)、動画生成なども可能。Googleサービスだけでも活用の幅はかなり広いです。最後にテンプレート。下部の「ギャラリー」から「YouTubeで学ぶ」を試します。URLを与えると文字起こしを実行し、教育コンテンツを分析してクイズを生成・表示する仕組み。スタートしてURLを入力、コンソールで進行状況も確認できます。「ビデオの文字起こし」でGemini 2.5 Flashがトランスクリプトを生成し、要約とクイズを作成。私のAIキャンプのYouTube「漫画制作」動画で試すと、「AI漫画プロダクション」として内容がレポート化され、テスト問題も生成。英語表示だったので「リミックス」で「回答を日本語で出してください」と修正すると、日本語版レポートとクイズができました。実際に回答してみると、8問中6問正解。動画内容に沿った高品質な問題で、Eラーニングへの応用も現実的だと感じます。テンプレートからワークフローを作り、気になる部分を少し話して直すだけで高度なワークフローを調整できる——1から自作するより圧倒的に速く高品質なアウトプットが狙えます。まとめ。今回はGoogleの新しいAI開発ツール「Opal」を使い、「話すだけでAIワークフローが構築できる」ことを実演解説しました。AIワークフローの面白さを感じた方は、Opalに限らずDifyやn8nなども触ってみてください。ChatGPTやGeminiなど基本ツールに慣れたら、次の一歩として自動化や高度なAIワークフロー構築に挑戦するのがおすすめです。今回は「話すだけで作れるAIワークフロー Google Opal」を紹介しました。他の動画もぜひご覧ください。以上、ありがとうございました。


