【AI時代の新戦略】オリジナルAIキャラで圧倒的な差別化を目指しなさい!ChatGPTやGeminiのその先へ

今回は、「AI時代の新戦略!オリジナルAIキャラで圧倒的な差別化を目指そう!」というテーマでお届けします。情報が溢れるAI時代になぜオリジナルAIキャラが最強の武器になるのか、そして他と差別化するための具体的なキャラメイクのコツを、実演を交えて紹介します。ぜひAI時代の情報発信の差別化、ブランディング戦略として役立ててください。
▼目次
0:00 はじめに:AI時代のキャラメイク
2:13 1、なぜオリジナルAIキャラが重要なのか?
2:27 ChatGPTはドラえもんに進化する!?
4:25 法人にとってもAIキャラは重要
5:13 情報が溢れる時代、オリジナルキャラは明確な差別化になる
6:06 2、AIキャラの具体的な作り方
6:51 実演:ChatGPT・Midjourneyでのキャラ生成
8:04 問題点:AIだと「似たようなキャラ」になりがち
9:13 重要なのは「一発で分かる」独自性
10:35 3、AIキャンプ公式キャラ「あおいさん」のキャラメイク
13:00 実演:Gemini (NanoBanana)でのリニューアル
13:51 新デザインのコンセプト解説
14:55 まとめ
▼文字起こし
こんにちは、AIキャンプの中村俊也です。今回のテーマはこちら。オリジナルAIキャラで圧倒的な差別化を目指そう!こんなお話をさせていただきます。ChatGPTやGeminiなどのAIともっと楽しく会話がしたい!AIで画像や動画が簡単に作れるけど、似たものになりがち。他社と差別化できる独自キャラの作り方を知りたい!そんな方におすすめです。単に美少女キャラを作りたいという話ではなく、未来における人とAIのコミュニケーションのあり方を真剣に見据えた戦略。個人でも法人でも重要です。私たちは今回、AIキャンプ公式キャラクター「AIあおいさん」のデザインをリニューアルしました。こんな感じの女性キャラクターを、この2年間ぐらいずっとAIキャンプの研修などで運用してきたんですけど、これだとちょっと差別化、つまり特徴が弱いということで、新しくキャラクターメイクをさせていただきました。そこで今回は、オリジナルAIキャラの重要性や具体的な作り方を実演解説します。1. なぜオリジナルAIキャラが重要なのか? 2. AIキャラの具体的な作り方 3. AIキャンプ公式キャラ「AIあおいさん」のキャラメイク――この3本立てで紹介します。今回の動画は、AIキャラの話はもちろん、AIが人々の最高のパートナーとなる未来を見据えた重要な戦略としてお届けします。このチャンネルでは、ChatGPTや生成AIに関する役立ち情報をお届けします。よければチャンネル登録もお願いします。では1つ目、なぜオリジナルAIキャラクターが重要なのか。もう一言で、これからChatGPTのような対話型AIはドラえもんに進化する、と本気で考えています。5年後、10年後、あなたの一番の相談相手は人間ではなく「AI」かもしれません。そのAIが、今のChatGPTやGeminiのように文字を返すだけの機械的なチャットボットではなく、まるでドラえもんのようにあなたのことをよく理解し、「姿」や「声」や「個性」を持っていたら、もっと親近感や愛着を持てますよね?実際、テキストのみの場合とAIキャラとの会話では印象が全然違う。はい、こんな感じで姿や声があると体験が違いますよね。有名なところだと、人型ロボットの「Pepper」君がいましたし、最近はロボットペットの「LOVOT(らぼっと)」もある。こうしてAIやロボットと人がコミュニケーションする機会は、これからどんどん増えていくと予想しています。法人においてもAIキャラクターの運用はますます重要です。というのも、最近のキャラクターは、アニメや漫画の中だけで登場するのではなく、SNSや動画、広報など作品の外に飛び出すように進化しているから。ご当地キャラやVTuberがSNSや広報をやっていたり、テレビに登場するシーンもありますよね。つまりAIキャラクターは、企業の「顧客接点」や「広報担当」、あるいは「ブランドイメージ」として重要な役割を持つ存在へと進化していく。さらに現在、生成AIの登場によって情報がますます溢れているので、ただテキストを並べても見てもらえない。そこにオリジナルキャラがいると明確な差別化になります。例えばチャットボットなら、キャラクターが登場して喋ってくれたり、販売促進用の漫画でも「AIあおいさん」が登場してくれたり。動画生成AIの、最近話題の「Sora」で動画やアバターにして情報発信やコミュニケーションを取ることもできるようになると感じています。こんな感じで、単なるテキストよりも圧倒的な差別化ができるわけです。はい、ということで、ChatGPTがドラえもんへと進化する時代において、オリジナルAIキャラは重要な戦略。皆さんにも考えていただきたいと思っています。では2つ目、AIキャラの具体的な作り方。絵が自分で描ける人はまず自分で描いてOK。私のように全く描けない人は、最近はChatGPTやGoogleのGemini、画像生成AIのMidjourneyといったツールがあります。こうした生成AIに「〇〇を描いて」とお願いすれば、画像の原案を作ることができます。例えば魚の武士キャラを描いてってChatGPTにお願いすると、こんな感じの画像ができる。日本人女性のちびキャラを作って、というとこんなキャラクターができます。ChatGPTなら「20代の日本人女性、茶髪、オフィスカジュアルな服装の人物を描いて」と指示して画像を作成すればOK。アニメ調のキャラクターが作れます。ちなみに、ChatGPTで作るよりもMidjourneyのようなモデルを使った方がデザインの精度は高いかなと思います。指示をどんどん出して、同じプロンプトで4枚同時生成、しかも複数ジョブを同時に走らせられるので、一度に20パターンぐらいの女性の画像を作ることができます。デザインの精度も高いし、いろんな案が見れていいですよね。本気でやりたい人はChatGPTもいいですが、専用のMidjourneyを使うとかなりクオリティが上がってくると思います。実際に見てみると、ほら、いいですね、可愛いですね。今回はプロンプトがそんなに凝ってはいないですけど、キャラクターデザインのアイデアがどんどん出てきます。これを眺めながら「こんな感じのキャラクターにしたいな」と考えるのがいいと思います。ただ、ここで1つ問題。AIで作ったキャラクターはどうしても似たようになりがち。画像生成をすると顔が似てしまう。例えばChatGPTで作ったこちらの女性キャラクター、同じような顔になってどれも特徴がない感じになりますよね。Midjourneyのような画像生成AIも表現は多彩になったんですが、特に美少女キャラクターだと顔のパーツでそこまで差別化できない。また誰でも簡単に画像が作れるので、AIキャラクターが溢れて埋もれてしまうこともあります。だからここが非常に重要。AI時代のキャラクターデザインは、今まで以上に明確な独自性・差別化が必要です。こういうのはダメ、ChatGPTで女性キャラを作ると他の作品と区別がつかない――こういうキャラだと長期運用は難しい。逆に「ずんだもん」や「初音ミク」は、誰がどう見ても一発でわかる。プロはすごいですよね。「この子だ」とわかる表現はとてもいい。ポイントは「一目でわかること」。Xでさかきさんという方が、AI時代のキャラクターの作り方を投稿されていて、「頭にシンボルをつける」「見た瞬間に『あ、この子だ』と認識されるのは大きい」という話があり、私はこの投稿に衝撃を受けて今回の動画を作っています。具体的には、覚えやすいシンボル――特に頭に特徴的なもの(ずんだもんの豆のような)をつけたり、わかりやすい髪型・服装やシルエットを設計したり、テーマカラー・口調・ストーリーを与えると個性が出てきます。ということで、オリジナルAIキャラに明確な独自性をつけてみよう、ぜひやってみてください。最後に、AIキャンプ公式キャラ「AIあおいさん」のキャラメイク。私たちは、2年ほど運用していたデザインから、青を基調としたキャラクターへデザインを変更しました。これまでの「AIあおいさん」は普通の女性イメージで可愛くて、私も本当にすごい好きなデザインだったんですが、胸のところに「AI CAMP」という文字が入っている以外は特に特徴がなかった。今後はスライドや販売促進用の漫画などで使っていきます。コンセプトは「AIの使い方を教えてくれる20代の女性」。ここが大事で、主にビジネスシーンやオフィスで登場します。なので本当は、ずんだもんや初音ミクのような奇抜なキャラクターにしようかなとも思ったんですけど、登場文脈として違和感が大きすぎる。そこで、あまり奇抜になりすぎず、かつ特徴的なデザインにしました。本当は頭にロボットをつけてもっと特徴的にしたかったんですが、一旦これでいきます。実は色々な試行錯誤をしまして、ピアスや髪型を変えたり、ロボットを頭に置いたり、思い切って髪色を変えたりと色々やりましたが、奇抜すぎないこのくらいのデザインに落ち着きました。「AIあおいさん」のデザインの作り方は、GoogleのGeminiの画像生成ツール「NanoBanana(ナノバナナ)」というモデルで作っています。作り方はとっても簡単。「AIあおいさん」の元画像をアップして、「この女性の髪色をライトブルーにしてください。服装は水色のTシャツにしてください。画像生成してください」と指示。こんな感じで参照画像を上げた状態で変更点を伝えると、NanoBananaが画像を変更してくれるんですよね。ほら、髪色がライトブルーに、Tシャツが水色に。今回は私のイメージと少し違いましたが、こういう試行を繰り返すのが良いと思います。ということで「AIあおいさん」のキャラメイクまとめ。AIキャンプは公式キャラクター「AIあおいさん」をリニューアルし、「AIの活用法を教える女性」というコンセプトはそのままに、より差別化を意識し未来を見据えたデザインにしました。髪色には私たちの拠点・静岡のシンボルである富士山をイメージした白と水色を採用。耳元には特産品のみかんのピアス。地域に根ざす存在でありたいという願いを込めています。コーポレートカラーの青で統一した服装には「AI CAMP」の文字を配置し、一目で私たちの仲間だと分かるようにしました。私たちが目指すのは単なる可愛いキャラ作りではありません。AI企業として、AIが人々のパートナーとなる未来を見据えて、一歩先を歩いていきます。はい、まとめです。今回は「オリジナルAIキャラで圧倒的な差別化を目指そう」というテーマでお届けしました。1. なぜオリジナルAIキャラが重要なのか? 2. AIキャラの具体的な作り方 3. AIキャンプ公式キャラ「AIあおいさん」のキャラメイク――この3本立てで紹介しました。AIキャラの話はもちろん、AIが人々の最高のパートナーとなる未来を見据えた重要な戦略。ぜひマネしてみてください。


