AI時代に決定的な差を生む3つの考え方とは

今回は、「AI時代に決定的な差を生む3つの考え方とは」というテーマでお届けします。ChatGPTやエージェントを使っても成果が出ない、同じAIなのに人によって差がつく。そんな悩みの根っこは、ツールの知識より「考え方」にある、という話です。明確なゴールの設定、具体・抽象・転用のフレームワーク、そしてデータを蓄積してAIを育てる発想、この3つを押さえると、AI活用の精度が変わります。ぜひ持ち帰って、明日からの仕事に活かしてください。
※この内容は、2026年5月、SHIP静岡という会場で実施させていただきました。
▼目次
0:00 はじめに(3つの考え方の概要)
1:28 1、明確なゴールを描く
7:56 2、具体・抽象・転用のフレームワーク
13:31 3、データを与えてAIを育てる
17:17 まとめ
▼文字起こし
AI時代に決定的な差を生む3つの考え方とは、という話でやっていきたいなと思います。どうしてもずーっと喋りたくて、なかなか機会がなくて喋れなかった、難しい話を今日はしていきたいなと思います。私も自信を持って今日お伝えできる内容ですので、持ち帰りいただければなと思います。AIって今本当すごいですよね。リサーチをしたり、データ分析をしたり、この資料作成もそうなんですけど、本当にあらゆる作業をすばやく進められるようになったと、皆さんも感じていると思うんですけど、実際皆さんこういうことないですかと。AIで作ったんだけど、実務じゃ使えないなとか、結局修正ばっかりで、あまり早くなっていないとか、同じAI使ってるのに、他の人と全然差がついてるみたいな、そんなことってあると思うんですけど。実はこういうのって、AIツールの知識があるかどうかってのももちろんなんですけど、実はそうじゃなくて、これすごい大事だと思ってて、そもそもAIとか仕事と自分がどう向き合うかっていう、この考え方の部分が、根っこから違うなっていうのをすごい感じています。で、今日3つ順番にやっていきますけど、明確なゴールを描いてください。2つ目、これ大事です。具体・抽象・転用っていう、非常に有名なフレームワークがあるんですけど、これがね、やっぱ自然にできると非常に強いです。で、3つ目、データを与えてAIを育てていきましょうっていうのが、今日のテーマになります。では、順番にいきましょう。まず1つ目、明確なゴールを描くっていうお話です。皆さんよくChatGPTとかのAI使うときに、プロンプト大事って聞きますよね。できるだけこういう指示をしましょう、そういうふうに言われるんですけど、もう少しこれちょっと正確に言い換えると、AIの出力のゴールのイメージ、これをできるだけ最初から明確にしましょうっていうことです。つまり、なんとなくこうだよじゃなくて、このゴールっていう目的地をまず自分が分かっている状態で、指示を出したほうが、やっぱり使いやすいんですね。で、これからですね、いくら強力なAI、特に今エージェントっていうClaude CodeとかCodexとかもすさまじいですよ。これ、もうホワイトカラーでエージェント使ってない人っていうのは、ちょっと反省したほうがいいっていうふうに思ってるんですけど、本当にすさまじいんですけど、自分がゴールをイメージしない、できないようなものをAIに投げても、なかなかね、仕事に直結しないんですよね。なので、まず自分はこのChatGPTとかエージェント使うときに、何をしたいんだ、ゴールはどこかっていうのを、まず明確にしていただくと、すごく成果につながりやすいなと感じております。じゃあ皆さん、問題です。ちょっとね、頭の中でそれぞれ考えていただければなと思います。YouTubeで皆さん、家計簿の付け方みたいな解説動画を皆さんが撮るとします。冒頭の原稿をChatGPTとかで指示して打つ場合、どんな指示を出せばいい感じになるでしょうか、というこの質問でございます。じゃあちょっと1、2分お渡ししますので、頭の中でちょっといろいろ考えていただければと思います。どうぞお願いします。ありがとうございます。じゃあ、ちょっと盛り上がっていますが、そのあたりにして、キャッチコピーを最初に置いて、冒頭に引きつけるのは大事だってことを、もし皆さんがゴールとして持っているのであれば、やっぱりそれをここに入れていきたいですよね、っていう感じで指示を出していくわけです。ちなみにちょっとこれで打ってみますか。どんな感じでしょう。最近のAIは賢いのでね、こんにちは、今日は家計簿、結局どうやって続ければいいの、というテーマでお話しします、みたいな感じで、まあまあ出てくるんですけど、ね、まあ私YouTubeやってるので分かるんですけど、やっぱりこのまま使えるかっていうと、ちょっといまいち微妙なわけですね。私からするとめちゃくちゃこだわりがあるわけですね。で、私の場合はどうやってやってるかっていうと、僕はこんな感じです。こんにちは、AIキャンプの中村です。挨拶がいきますね。今回のテーマはこちら、今日は○○のテーマでお話しします。テーマと結論を素早く提示します。これなぜかっていうと、早く結論に入らないと、YouTubeって離脱されちゃうので、最初に結論をボンって、ここが僕のこだわりポイントです。悩み・解決策・ベネフィットっていう、こういう流れにして、Before-Solution-Afterですね。こんなお悩みありませんか、その悩みを解決するには、こういう手段が有効です、これをやっていただくと、皆さんこんなメリットが手に入りますので、っていう感じで、このBefore-Solution-Afterっていう感じでやっています。これは何かっていうと、これビジネスの基本なんですよ。自分でビジネスやってる人とか、企業してる人って分かると思うんですけど、ビジネスって問題解決なんですよ、原則としては。だから顧客の悩み、つまり視聴者の悩みを、どの手段で解決して、どの商品で解決して、どんな未来に連れていくのか、これも専門用語でベネフィットって言いますけど、これをフレームワークとして、YouTubeの冒頭の原稿に基本的には持って行ってくるってことをやっています。なのでこんな形になるということ、ビジネスの型をここに入れているってことで、結構こだわってるでしょ。こんな感じに僕はこういうゴールを明確にしていくので、さっきのこの何も狙いがないプロンプトと、いや私はそのお客様の悩みをこうやって解決して、こういうメリットがあるんだ、っていうこの方で示すのでは、全然使えるレベルが違うんですね。ということでゴールを明確にして、指示を出す、っていうこと分かりましたか。私YouTubeチャンネル4つ目で3本潰してるので分かるんですけど、動画も600本くらい撮ってるので分かるんですけど、その中で磨き上げた型がここにあるんです。AIに丸投げしてるわけじゃないんですよ。これはもう僕が考えて研究してきた、僕に一番ハマった型をここにAIで再現をさせている。自分が100点出せるものをAIに一緒にやらせてる、っていう、こういう順番の方がやっぱり成果が出てくるということです。でちょっとハイレベルの話をしていくと、ちょっとYouTubeの話になるんですけどね、YouTube運営ってめっちゃきついんですよ、精神やられるんですけど、僕YouTube運営で一番大事なことは、YouTubeのためにYouTubeやらないことだと思ってて。これどういうことかっていうと、動画でやったものがそこで終わりになると辛いんですよ。結局動画のためだけに頑張らなきゃいけないので、体力も気力も持たないんですよね。なので僕は例えばこういう講座とか研修でやっている内容を、動画でもやる、っていうと一石二鳥ですよね。それを今度コンサルで使う、っていうと、一石三鳥じゃないですか。なので自分の本業、私はAIの使い方を教えたり、コンサルで助言をしたりする仕事なので、基本的に自分の本業で使える内容を、ただ動画に転用しているんです。つまり僕はYouTubeのためにYouTubeをやっていない、っていうのが、一番大事なプロンプトのエッセンスですね、わけですね。ビジネスは問題解決だ、っていう、本業を第一に考えた動画の転用、っていうところで、このプロンプトが出てくるということ、分かりました。何にも考えないで打ってる人と、ここまで考えて打ってる人は、全然世界が違う、っていう、分かりますか。結構プライドを込めて作っているということになります。ということで、よくゴミの量産論ってよく言うんですけど、AIってそれっぽいゴミを作るのめちゃくちゃ得意なんですよ。よくありますよね。多分部下がゴミみたいなものをAIで出してきて、ふざけんなよ、ってすごい相談を受けるんですけど、世界的な社会課題になってて、work slopっていうらしいんですけどね。仕事の粗製品、って言葉らしいですけどね。ゴミを作るのではなくて、しっかりとゴールをイメージしましょう、ということが、まず一つ目のイメージになります。じゃあ皆さん、ゴールをまず描く、ってことは大事だ、っていうところで、これ繋がっていくんですけど、これがね本当に差がつくポイントになります。具体・抽象・転用のフレームワーク、というものがあります。これ有名な書籍で前田裕二さんでしたっけ、『メモの魔力』っていう、すごい大ヒットした本があるんですけど、あそこの考え方ですね。非常にこれできる人ってビジネスできるかなと思うんですけど、とても紹介していこうかなと思います。では皆さん、第2問、ということでワークやっていきましょう。以下の中から共通パターンを見つけていただこうかなと思います。これね5個あるんですけど、とあるブログのタイトルが5個ありますと、具体的な事例が5個ある、ということですね。この5つに共通するパターンって、一体何でしょうか、ということを、頭の中で軽くお話ししてください。どうぞよろしくお願いします。数字が入ってる、そうですね、数字が入ってますね。ありがとうございます。色々答えはあると思うんですけど、一番わかりやすいのは数字かな。例えば5、10、7、6、3、って感じで、数字が入っている、っていうのが一つ共通項ですよね。もし皆さんがブログ運用、あまりやらないと思うんですけど、ブログのタイトルをいっぱい作っていく中で、数字を入れたらヒットするぞ、っていうことが分かれば、それって一つの成功の型なんですよ。なのでこの具体的な事例から、数字を入れる、っていうところに抽象化してほしいです。これ分かります?具体を抽象化するわけです。これものすごい重要性あったですね。具体を抽象化する。あとはこれよくパワーワードとか読むんですけど、バカ売れコピーとか、トップセールスとか強いワードがありますよね。パワーワードを入れるとか、あとはどうだろうな、こことかそうですね、営業職必見とか、ウェブライターが、とか、あとはこれもそうかな、全くない、キャッチコピー書いちゃってる人、っていうターゲットですね。読者像、ターゲットを明確にする、ビジネスの基本ですよね。このあたりに訴求するとかもいいですし、あとはね、やっぱりね、先ほども僕も言ったんですけど、ハウトゥーが受けるんですよ。6つのテクニックとか、書き方とか、解決法みたいな、要は抽象論ではなくて、ちゃんと何が見つかって分かりやすい、具体的なハウトゥーが入ってる、みたいな感じで、こんな感じでいくつか出てきますよね。ちょっと見ていくと、数字を入れる、メリット・ベネフィットを示す、ターゲットの明示、パワーワードか、ハウトゥー形式で締める、こんな感じで抽象化する。共通の型を言葉にする、ということです。皆さんすごい大事ですよ。ここ本当にAI使えるかどうかの、すごいサインあるので、具体的な事例を抽象化していく、っていう、この使い方をしていくことで、自分たちのビジネスで成功するなら、ターゲットを明確にするといいんだ、ハウトゥー形式を締めた方がヒットするんだ、っていうところの、抽象化、っていうところをやっていただくと、すごくいいかなと思います。私いろいろ思うんですけど、仕事できる人って、これ自然にやるんですよ。具体的な事例から抽象化する、ってことを、常にやっている。抽象化する、ってことは汎用化できる、それを標準化できる、っていう意味なので、それができるわけですね。で、これを、何て言うかな、頭の中でやってもいいんですけど、これをChatGPTとかに聞いてもいいですよ。これ貼って、この5つのブログタイトルの中に、共通する要素、ヒットする要素を、分解して提案してください。ちょっとごめんなさい、プロンプト今適当でしたけど、ほら、同じようにできる。共通する要素をAIに出させる、みたいなことで、ターゲットを限定してますよ、とか、ベネフィットが明確ですよ、とかね、数字入れて具体化してる、みたいな、出てくるじゃないですか。なので、これね、あまりネット上とかで語られないですけど、僕はね、めちゃくちゃ重要なプロンプトなんですよ。具体抽象プロンプトと言います、今の。具体的な事例を抽象化していく。で、ここでこれをやったら標準化をして、次のテーマに転用していく、ってことです。例えば、ごめんなさい、ちっちゃくて、今度はExcel関数、っていうテーマで、ブログを書きたいな、って思うじゃないですか。でも、このタイトルを考えるとなかなか難しい、っていう時に、今上げたこの標準化したこのやり方、これを入れてあげるんですよ。今の5つのノウハウを入れたプロンプトを、入れてあげて、Excel関数、っていうものをやってあげれば、多分、数字を入れたり、ベネフィットに訴求したような、Excelの講座タイトル案を出してくれる。ほら、営業職必見、10倍アップするExcel関数テクニック、はい、よく見ますよね。はい、ということで、こんな感じで、AIに仕事を与えることで、非常に成果につながっていく、ということになります。ということで、まとめますけど、具体・抽象・転用、っていうところで、うまくいった事例とかを、もうね、ただそのまま使い捨てるんじゃなくて、そこから成功法則を抽象化して標準化したものを、次の仕事に活かしていく。で、ここちょっと技術的な話になりますけど、ChatGPTの自分専用のタイトル作成プロンプト、みたいなものを作ってあげたり、あとこれカスタムGPTっていって、AIとかエージェントってカスタマイズできるので、タイトル作成エージェントみたいなのを、自分たちの会社で作ってあげると、もうこの子にお願いした瞬間にバーンっていいのができる、みたいな状態を自分の会社で作ることができるので、圧倒的な成果につながる、ということになります。よろしいでしょうか、2つ目。はい、で最後これ大事なメッセージなんですけど、こうして仕事のゴールを明確にする、で、具体的な事例を抽象化して汎用化する、それをデータにしてください、保存してください。で、これをAIに与えて、まるでこう育てていくみたいなイメージを持っていただくと、本当に別次元になってきます。で、よくあるもったいないパターンは、毎回同じ説明してます、とか、毎回同じ資料作ってます、とか、あとは、うまくいった、で、その結果をポイッてどっかに、ChatGPTのログのどっかにあるんだけど分からん、みたいな、状態になるともったいなんですよ。そうするとAIって基本的には初対面で、自分のこと知らないので、いつまで経ってもChatGPTとかGeminiとかってのは、初対面のままでなかなか自分専用になっていかない。じゃなくて、一度やった作業や成果物を、皆さんここがね、決定的なサインです、ファイルとかフォルダに保存してください。ここがちゃんとやってる日かどうかで、もう決定的なサインになります。ChatGPTとかにも一応履歴が溜まって、メモリ機能っていうのがあるんですけど、あれって微妙なんですよ、まだ。ちゃんと成果物として、ファイルで保存できるようになると、うまくいったプロンプトとか成功パターンとか、どんどん蓄積して、どんどんAIが賢くなるみたいなことを、やることができるんですよね。私具体的にどんな感じでやっているかっていうと、例えば今日のあれもそうなんですけど、この辺が分かりやすいかな。例えば私YouTube撮ったら、それでやりっぱなししないで、ちゃんとデータ貯めてるんですよ、貯めてます。仕事、こういうこと仕事やったらこういうふうに、ファイルでちゃんと貯めている、ってことですね。あとはもうちょっとビジネスシーンだとしたら、そうですね、ちょっとメール、メールの返信の型みたいなのがあったら、何がいいかな。例えばAI研修をよくいただくんですけど、その時の事前準備のこの定型文のメール、とかは、こうやってもうフォーマットとして型で示してあげれば、メール作って、って言うと、パーンってもうほとんどメールができる、みたいな状態を作ることができるので、いいですか、なんとなく曖昧に覚えさせるんじゃなくて、ちゃんとファイルで保存する、これで全然違います。で、こうやってデータベースを貯めていくと、もう本当いつもの通り、あの通りにやって、って言うと、バッと仕事ができる、っていうふうになっています。ちなみに私たちの会社の裏側のデータベースが、こんな感じになってまして、これひとつひとつがデータなんですけど、こういうものがまるで脳のようにこうやって繋がりながら、どんなデータでも今引っ張り出せるように進化を得ます。こういうデータベースがAIと連動してるか、連動してないか、っていうのはもう天と地です。多分私普通にChatGPT使ってる、っていう人と、もう全く違う世界が見えているんですけど、ここまでいけるようになると、圧倒的な成果につながっていきますので、結論ですね、データを与えてAIを育てる、っていうね、この発想を持っていただくといいかなと思います。例え的には新入社員を育てる、って感じで、最初は仕事のやり方とかを教えるのが、結構大変なんですけど、だんだん育っていって、しかもAIって最近忘れなくなったので、ファイルとして残るじゃないですか、仕事のやり方が、そのやり方ってもう再現できるんですよ。人間みたいに忘れないんですよ、データが残るから。なので例えば資料作成みたいなものも、一人の人間が例えば一回完璧にやってあげれば、100人1000人の社員がいたとしても、それをもうバーンって全員一発で作れるようになるんですよ。だから一度やった作業が10倍100倍の成果につながる時代が、本当に実はこのエージェント、ということで、到来してると思っていただければ大丈夫です。さっき言いましたけど、エージェントやらない意味がわからない、データを渡すのが大事だ、っていうのを、ちょっと伝わったかなと思うんですけど、こんな感じで理解していただけるといいかなと思います。今回AI時代に決定的な差を生む3つの考え方を紹介させていただきました。ゴールを明確にする、具体・抽象・転用のフレームワークを使う、そしてデータを与えてAIを育てる。この3つをやっていただくと、非常に差がつくかなと思います。AIの使い方とかテクニックを覚えるのは、もちろん大事なんですけど、まず根本的にこのマインドがある人とない人では、もう全然見える世界が違いますので、ぜひマスターしていただけるといいかなと思います。じゃあ一旦私からは以上となります。ご清聴ありがとうございました。


