
こんにちは!AIキャンプの中村です。
本ページでは、ChatGPTなどの生成AIを初めて学ぶ方に向けて、入門者・基礎向けの解説を無料で公開しています!
「社内研修」「AIキャンプ集中講座」や「生成AIリーダー育成研修」を受講される方は、指定の箇所を事前に予習をお願いします。
入門編 第1話 生成AI・ChatGPTって何?(7分)
ChatGPT(チャットジーピーティー)を始めとする生成AIとは何か?
入門者向けに、特に基礎的なポイントを解説しました。
第1話 穴埋め確認テスト
- テキストや画像を作るAI(人工知能)を、( AI)と呼ぶ。
- 物体検出や広告表示をする( 系AI)と生成AIは、領域がかなり異なる
- ChatGPTは、人間のような自然な対話が可能な( 型AI)である。
- ChatGPTを開発したのは、アメリカの企業( 社)である。
- 画像が作れる生成AIを( AI)と呼ぶ。「Midjourney」「Stable Diffusion」「DALL-E」などがある。
- 動画が作れる生成AIを( AI)と呼ぶ。OpenAIの「Sora」などがある。
- MicrosoftのAIブランドを総称して( )と呼ぶ。
- Googleの代表的なAIを( )と呼ぶ。読み方は「ジェミニ」「ジェミナイ」どちらでも可能。
ここを押すと回答が表示されます
1生成AI、2分析系AI、3対話型AI、4OpenAI社、5画像生成AI、6動画生成AI、7Copilot(コパイロット)、8Gemini(ジェミニ)
入門編 第2話 ChatGPTの始め方・アカウント作成・ログイン方法(5分)
ChatGPTを初めて触る方を対象に、ChatGPTの始め方・アカウント作成方法をご紹介します。
・更新:ChatGPTのログインURLがこちらに更新されました→https://chatgpt.com/
・2024年4月から、アカウント不要で使用できるようになりました。ただし、「履歴が残らない・機能が少ない」という事情から、アカウントを作成して使用することを推奨しています。
・アカウントは、ネット環境とメールアドレスがあれば、誰でも無料で簡単に始められます。
第2話 確認
□ ChatGPTに入れましたか?
□ ChatGPTのアカウント作成はできましたか?(推奨)
※ChatGPTを活用するワークショップにご参加される場合は、必ず事前にアカウントを作成してご参加ください。
入門編 第3話 ChatGPTの初期設定・操作方法・学習モードオフ・有料版アップグレード法(9分)
今回は、ChatGPTの基本的な初期設定と操作方法について解説します。
基本の会話、修正、再生成、コピーなどの基本操作から、有料版(ChatGPT Plus・ChatGPT Teamなど)へアップグレードする方法なども紹介します。
追記:設定ボタンはChatGPT画面の右上に移動しました。
追記:現在のAIモデルは、「GPT-4o」または「GPT-4o-mini」です。(2025年1月現在)
第3話 操作確認
必ずご自身でChatGPTを操作しながら作業してください。
特に、以下の4点は理解しておかないと、操作に支障が出ます。必ずマスターしてください。
□ ChatGPTの設定から、「学習モードをOFF」にすることはできましたか?(重要)
□ ChatGPTに追加質問することはできましたか?(重要)
□ ChatGPTで「新しいチャット(New Chat)」にすることはできましたか?(重要)
□ 改行(Shift+Enter)ができるようになりましたか?(重要)
注意:Google Chromeなどブラウザの翻訳機能を使うとChatGPTの表示がバグるため、翻訳機能は使用しないでください。
入門編 第4話 生成AI・ChatGPT基本用語60選(15分)
今回は生成AI・ChatGPTに関する基本の用語集60選を紹介します。
入門の方は最初の15問を、より深く学びたい人は60問を答えられるようにしてください!
第4話 穴埋め確認テスト(特に重要な部分だけ)
- 膨大な文章から言語パターンを学習するAIモデルを( )と呼ぶ。
- AIに入力する指示文を( )と呼ぶ。
- AIが生成する「もっともらしいウソ」を( )と呼ぶ。通称「幻覚」
- 他のアプリと連携する機能を、アルファベット3文字で( )と呼ぶ。
- ChatGPT上で使用可能な画像生成AIモデルを( )と呼ぶ。
- Anthropic社が開発したAIモデルを( )と呼ぶ。2025年1月現在、ChatGPT、Geminiと並び、3大AIとして注目。
- 近年大きく注目されている情報検索を組み合わせたAIの回答方法を、アルファベット3文字で( )と呼ぶ。
- テキスト、画像、音声など複数のモードを理解し、生成する能力を持つAIを( )と呼ぶ。
ここを押すと回答が表示されます
1大規模言語モデル(LLM)、2プロンプト、3ハルシネーション、4API、5DALL-E(ダリ)、6Claude(クロード)、7RAG、8マルチモーダルAI
入門編 第5話 生成AI・ChatGPTの基本的な注意点9選(7分)
ChatGPTや生成AIを活用する際の基本的な注意点を9つ押さえておきましょう。
第5話 穴埋め確認テスト
- ChatGPTは、( )ではない
- ChatGPTは、言葉を( )で、正解や感情は理解していない
- ChatGPTは、 ( )をすることがある(=ハルシネーション)
- ChatGPTに入力された情報はAIの学習データとして使用されるので、( )情報 や ( )情報 の入力は避け、( )をOFF にすると良い
- AIで生成したものが、 ( )等の侵害 にならないように注意する
- ChatGPTの回答には ( ) (バイアス)が含まれることがある
- 法人の場合は、 ( )等の策定や( )の選定を検討する
- 組織内に責任者となる( )を設置する!
- 組織内の( )向上は非常に重要!
ここを押すと回答が表示されます
1検索、2つなげているだけ、3デタラメな回答、4個人・機密・学習モード、5著作権、6偏見、7社内マニュアル・安全なAIツール、8AIリーダー、9AIリテラシー
第6話 【2025年版】生成AI・ChatGPT基礎知識と心構え15選!(28分)
ChatGPTが登場してから2年たち、最低限求められる知識も多くなってきました。
こちらの動画も確認しておくと、より全体像をイメージできるようになります。
1AIの進化
2未来を見る
3普及までの5年が勝負
4影響を受ける仕事
5リスクにも注意
6仕組みとよくある勘違い
7汎用型AIと特化型AI
8カスタムAI
9AIをワークフローに組み込む
10データ活用(RAG)
11マルチモーダルAI
12AIエージェント
ChatGPTのプランによる違い
※2025年2月時点の情報です。
(ざっくりとした理解)無料版<Plus版<Team版<Pro版の順で、回数制限が緩和され、様々な機能がより快適に使用できます。

- ChatGPTの現在の基本モデルはGPT-4o(オムニ)です。
- GPT-4oの使用回数には制限があります。
- 制限に達すると、警告メッセージが表示されます。時間が経てばまた使えるようになります。
- 制限に達すると、軽量版のGPT-4o-miniに自動的に切り替わります。
- 「ChatGPTログインなし」でもGPT-4o-miniが使用できます。その他の応用機能は使用できません。
- 「無料版ChatGPT」でも、GPT-4oや様々な応用機能を少しだけ使用できます。ただし、すぐに回数制限に達します。
- 「月額20ドルのChatGPT Plus」では、より多くのGPT-4oの他、OpenAI-o1モデル、カスタムGPTsの作成など、様々な機能が使えます。
- 「月額25ドルのChatGPT Team」では、回数制限がより緩和され、チーム向けの機能があります。年間で2垢契約が必要なので、660ドル~。
- 「月額200ドルのChatGPT Pro」では、各機能がほぼ無制限となり、OpenAI-o1-pro modeが使用できます。
- 【裏ワザ】同じアカウントでも、最大4-5程度の端末で同時に使用可能です。ただし、研修などで全員で一度に使う場合、あっという間に回数制限に達してしまいますのでご注意ください。
ChatGPT応用機能25選
※2025年2月時点の情報です。

ChatGPTには様々な応用機能がありますが、全てを追いかける必要はありません。主要機能を押さえましょう。
主要機能
- 独自設定を追加(Custom Instruction)
ChatGPTに独自の役割や前提条件を与えることで、出力結果をカスタマイズできる機能。 - 音声対話機能(スマホ版または拡張機能)
スマホアプリや拡張機能を通じて音声入力・出力を行い、音声による双方向のやり取りを実現する機能。 - WEB検索機能(Web Browsing)
インターネット上を検索し、最新の情報やページを取得して参照する機能。 - PDF等のデータ分析(Data Analysis)
PDFファイルやその他のドキュメントから情報を抽出し、要約や分析を行う機能。 - プログラム実行(Code Interpreter)
日本語だけでPythonコードを実行できる機能。 - 画像認識機能(Vision機能)
画像をアップロードして内容を解析し、物体検出や文字認識などを行う機能。 - 画像生成機能(DALL-E3)
テキストから画像を作る機能。 - 独自AIの使用(GPT Store)
独自のカスタムGPTsを使用する機能。 - 独自AIの構築(カスタムGPTs)
独自のカスタムGPTsを構築する機能。 - 高度な推論モデル使用(OpenAI-oシリーズ)
高度な推論モデルを使用する。詳細:待望の新モデル「OpenAI o3 mini」を実演解説
補助的な機能
- 高度なボイスモード(Advanced Voice Mode)
人間のような自然な会話ができる高度な音声対話機能。詳細:アドバンスドボイスモード(Advanced Voice Mode)」を実演解説。 - 映像認識機能(アプリ版Voice Mode)
スマホ版で高度な対話機能を使用すると、スマホカメラの映像を認識できる。ちなみに検索も可能。詳細:【神機能登場!】ChatGPTに『リアルタイム画面認識』機能が搭載!「新Advanced Voice Mode」を実演します!
- 会話を記憶(Memory)
過去のやり取りを記録する機能。勝手に記録させるので使いにくい。OFF推奨。 - 共同執筆機能(Canvas Mode)
AIと人が共同作業で執筆やコーディングを行う機能。必須ではないのでOFF推奨。詳細:【便利機能紹介】ChatGPT CanvasでAIと一緒に執筆やコーディングができる! - コードプレビュー機能(Canvas Preview)
Canvasコーディングモードのコードプレビューを実行・シェアする機能。 - 動画生成AIの使用(OpenAI Sora)
テキストや画像から動画を生成する機能。ストーリーボードなどの機能あり。詳細はこちらの動画 - 予約実行機能(Task)
指定した日時や条件に従い、自動的にChatGPTを実行する機能。 - プロジェクト管理(Projects)
ChatGPTの会話をまとめられる機能。カスタムGPTsのように、プロジェクトごとに設定やデータを追加することも可能。 - チーム機能(ChatGPT Team)
複数のメンバーとワークスペースやGPTsを共同管理・編集できる機能。 - 画面認識機能(デスクトップアプリ版)
スクリーンショットで画面解説する機能。※今後、リアルタイムに画面認識できるよう進化する予定(2025年2月現在は機能なし) - アプリ連携(Work with Apps)
VS CodeやNotionなどの他のアプリケーションと連携してChatGPTを実行する機能。(2025年2月現在はMacのみ) - 外部API実行(GPT Actions等)
サードパーティのAPIを呼び出し、外部サービスとの情報交換や操作を行う機能。 - データ強化(GPT RAG等)
(RAG=Retrieval-Augmented Generation)外部のデータソースから取得した情報を活用し、回答の精度や内容を高める機能。
Pro版
- 高度な検索AIエージェント(Deep Research)
より高度な推論を使用した検索AIエージェント機能。 - ブラウザ操作AIエージェント(OpenAI Operator)
自動的にブラウザを操作するCUA(Computer Using Agent)機能。詳細:OpenAIから登場したAIエージェント「Operator」
様々なAIツール
※2025年1月時点の情報です。

お疲れ様でした。
以上の内容を予習いただくと、生成AIの研修をスムーズに受講いただくことが可能です。
それでは、生成AIのワクワクする世界を、研修でより深く学んでいきましょう!