つみたてNISA・iDeCoって何?【FM Hiラジオ】
2022年6月22日、FM Hiラジオで、
つみたてNISA・iDeCoって何?
というテーマでお話ししました!
今回が第11回目の出演。
放送は、アナウンサーの海野圭子さんと、わたくし中村でお送りします(^^
つみたてNISA・iDeCoって何?
(海野)おはようございます。中村さんは、金融商品の販売をしない、中立の立場から、お金の勉強や資産形成を支援する講座を開いていらっしゃいます。このラジオでも、中立の立場で、役立つお金の情報を伺っていきますよ!
(海野)さて、今日はどんなお話ですか?
(中村)本日は、資産運用に関するテーマで、「つみたてNISA・iDeCoって何?」という話をお届けします!
(海野)つみたてNISAにiDeCo・・・資産運用で、よく聞く言葉ですよね。実は私も、この前、投資を始めてみたんです。
(中村)おぉ、おめでとうごさいます!みんな、最初の一歩がなかなか踏み出せないものなんですが・・やっぱり、証券口座を開いたり、大変でしたか?
(海野)めちゃくちゃ大変でした!
(中村)そうそう、始めるのが大変なんですよね~。じゃあ、これからコツコツやっていきましょうね。ちなみに、つみたてNISAとか、iDeCoとか、どんな口座を使うことにしたんですか?
(海野)私は、つみたてNISAで始めてみました。
(中村)おぉ、いいですね!最初はつみたてNISAが簡単で安心ですし、とっても良い選択だと思いますよ。
(海野)はい、とりあえずスタートできてよかったです。では、あらためて本日は、つみたてNISAとiDeCoについて、ご紹介いただけますか?
(中村)はい。つみたてNISAとiDeCoは、一言で言えば、投資にかかる税金がゼロになる制度です。すごくいい制度なんで、これから投資を始めるならぜひ使ってください。
(海野)投資って、税金がかかるんですよね?
(中村)はい。普通なら、投資で得た利益に約20%の税金がかかるんですが、つみたてNISAやiDeCoなら、これがゼロになるんです。
(海野)なるほど。具体的に、どのくらいの数字になるんですか?
(中村)例えば、投資で300万円の利益が出たとしましょう。利益が300万円で、そこに20%の税金がかかると、いくらになりますか?
(海野)300万円の20%だから、60万円が税金で引かれちゃうってことですか?
(中村)そうです。ですから、300万円の利益が出ても、60万円が税金として引かれ、受け取れる金額が240万円になっちゃうんですね。でも、つみたてNISAやiDeCoなら、税金はゼロ。300万円全額を受け取ることができちゃうんです。
(海野)なるほど!それってすごくいいですね! 「投資をするなら、税金がかからないつみたてNISAやiDeCoを活用する」・・・覚えておきます!ちなみに、つみたてNISAとiDeCo、どっちがいいんですか?
(中村) これは人によって意見が真っ二つに分かれるんですが、私はずばり、初心者にはつみたてNISAをオススメします!
(海野)なんで、初心者はつみたてNISAがいいんですか?
(中村)理由はすごくシンプルで、つみたてNISAの方がiDeCoより簡単なんです。つみたてNISAは、「投資にかかる税金がゼロになる」シンプルな制度なんですが、iDeCoは税金の計算が必要なので、頭が痛くなるくらいすっごく複雑な制度なんです。
(海野)iDeCoは、税金の計算が必要なんですか?
(中村)そうなんですよ。iDeCoって、投資の利益にかかる税金がゼロになるだけでなく、積み立てる時にも税金が安くなり、受け取る時も税金の優遇が受けられるんですね。
(海野)うんうん、聞いたことあります。だから、iDeCoの方がつみたてNISAより税金が安くなっていいのかなー、って思っちゃいます。
(中村)でも実は、iDeCoの税金の計算は非常に複雑で、受け取り方を間違えるとかえって損するケースだってあるんです。
(海野)え?iDeCoで損することもあるんですか?
(中村)そうなんです。iDeCoの節税効果を十分に発揮するためには、退職金や公的年金と合わせて税金の計算をしたり、健康保険など社会保険との兼ね合いも考えなきゃいけないんです。ただでさえ投資は難しいのに、同時に税金や社会保険のことを計算しなきゃいけないので、めちゃくちゃ複雑になっちゃうんです。
(海野)確かに・・・初心者にとって、投資を始めること自体が大変ですもんね。ここに税金が加わったら、すごくハードルが高くなっちゃいそうです。
(中村) そうなんです。初めて投資をする人にとっては、分からない単語や考え方がたくさん登場します。証券口座とか、インデックスファンドとか、ポートフォリオとか…とにかく始めて聞くような言葉が次々に登場するので、分からないことばかり。頭が混乱しちゃいますよね。慣れちゃえばそこまで難しくないんですけど、初めての人は、仕組みを理解するだけでも大変です。
(海野)たしかに。聞いているだけで頭が痛くなりそうです。
(中村)イメージで言うと、つみたてNISAより、iDeCoの方が3倍くらい投資の戦略が難しくなります。
(海野)え、3倍も!?そんなに難しいんですか?
(中村)そうなんですよ~。軽く3倍は難しいと思います。投資はシンプルが一番です。自分が理解できないものに手を出すのは絶対にやっちゃダメで、自分が理解できるものを、できるだけシンプルにやる方が成功確率が高くなります。だからはじめは、シンプルなつみたてNISAで投資に慣れることをオススメします。
(海野)なるほど~。はじめはシンプルなつみたてNISAからですね。じゃあ、iDeCoはやらない方がいいんですか?
(中村)そんなことはないですよ。iDeCoは、上手く使うとつみたてNISA以上に有利に老後資金が作れます。だから、税金がかかる普通の証券口座を使うくらいなら、iDeCoの方がやっぱりいいですね。順番としては、まずはつみたてNISAで投資に慣れて、2番目がiDeCo、3番目が、税金がかかる通常の口座で運用する。この3段構えで、ちょっとずつレベルアップしていくのが良いでしょう。
(海野)そうなんです。私もやってみようかな(笑)それではあらためて、今日の話をまとめてもらえますか?
(中村)はい、本日は、「つみたてNISAとiDeCoって何?」というテーマでお話ししました!つみたてNISAやiDeCoは、投資の利益にかかる税金がゼロになる制度で、投資をやるならぜひ活用したい制度です。ただし、iDeCoは制度がすごく複雑なので、まずは投資に慣れたいよ、と言う方は、つみたてNISAから始めることをおススメします。
(海野)そうなんです。私もやってみようかな(笑)それではあらためて、今日の話をまとめてもらえますか?
まとめ
(中村)本日は、「つみたてNISAとiDeCoって何?」というテーマでお話ししました!
つみたてNISAやiDeCoは、投資の利益にかかる税金がゼロになる制度で、投資をやるならぜひ活用したい制度です。ただし、iDeCoは制度がすごく複雑なので、まずは投資に慣れたいよ、と言う方は、つみたてNISAから始めることをおススメします。
興味のある方は、詳しい動画講座を載せているので、ぜひそちらをご覧ください。
(海野)今日はありがとうございました!中村さんの動画講座では、資産運用の方法を詳しく解説しているので、HPをチェックしてみてください。
(中村)ありがとうございました!