新社会人に伝えたい!お金の教養TOP3

新社会人に教えたいお金の教養TOP3

2022年10月26日、FM Hiラジオで、

新社会人に伝えたい!お金の教養TOP3

というテーマでお話ししました!

今回が第15回目の出演。

放送は、アナウンサーの海野圭子さんと、わたくし中村でお送りします(^^

新社会人に伝えたい!お金の教養TOP3

(海野)おはようございます。中村さんは、金融商品の販売をしない、中立の立場から、お金の勉強や資産形成を支援する講座を開いていらっしゃいます。このラジオでも、中立の立場で、役立つお金の情報を伺っていきますよ!今日はどんなお話ですか?

(中村)本日は、「新社会人に伝えたい!お金の教養TOP」というテーマでお届けします!

(海野)お金の教養、トップ3ですか!最近はお金の勉強をする人も増えてきたので、興味のある人も多そうですね。では、トップ3、教えてください。

(中村)はい、第3位は「お金の守り方」です!まずは、自分が一生懸命稼いだ資産を、しっかりと守ることが大切です。

(海野)怪しい投資の話とか、複雑でよく分からない金融商品って、世の中にはいくらでもありますよね。

(中村)はい。社会人になると、銀行や保険、ローンや住宅、携帯電話や公共料金の契約、クレジットカード、金利、資産運用など、お金に関する話がたくさん登場しますよね。ただ、お金の仕組みって誰も教えてくれないし、制度も複雑なので、お金の守り方を知らずになんとなく生きていると、知らず知らずのうちに損しちゃうんです。

(海野)確かに、すごく高い携帯料金を払い続けていたり、よく分からないままムダな保険に入っている、なんて人も多いですよね。

(中村)日本人って、そうしたよく分からない契約料とか手数料で、毎月2万円くらい損をしているみたいですよ。

(海野)毎月2万円!?ということは・・・1年当たりだと、24万円も損してるってことですか!?けっこうな額ですね。

(中村)一生涯だと、1,000万円以上、お金をドブに捨てている計算になりますね。ですから、お金を守る知識を身に着けることは、実はものすごく大きな財産になるんです。

(海野)なるほど、そうやって聞くと、お金を守る力って重要なんですね。では、第2位を教えてください。

(中村)はい、新社会人が身に着けたいお金の教養、第2位は「計画的な資産形成」です。

(海野)計画的な資産形成、大事ですよね!これは、貯金とか、投資などで、自分で資産を作るという意味でしょうか?

(中村)はい。昔と違って、今の時代は給料も上がらないですし、将来受け取れる年金もどんどん減っています。ですから今の時代は、自分の資産は自分で作る。こうした姿勢がとっても大事です。

(海野)うんうん。国や企業がずっと守ってくれる時代じゃないし、自分で資産を作ることは確かに重要ですよね。具体的には、何をすればいいんですか?やっぱり、副業とか、投資でしょうか?

(中村)副業や投資も良いんですけど、副業は全員が成功できるわけではないし、投資をやるなら、まずは元手となる資金を準備しないといけないですよね。ですから、まず大切なのはしっかりと稼ぐこと。そして、貯金です。

(海野)稼ぐことと、貯金が大事。言われてみれば当たり前ですが、やっぱり基本が大切なんですね。

(中村)そうそう、基本が大切です。ですから、無計画にお金を使ってしまうのではなく、毎月一定額をコツコツ貯金すること。できれば、手取りの10%とか20%を、ず~っとコツコツ貯金できれば、資産は大きく増えていくはずです。

(海野)確かに、「塵も積もれば山となる」のように、コツコツ続けていくことが大事ですよね。ちなみに貯金ではなく、つみたてで投資をするのはアリですか?

(中村)もちろんOKです。毎月一定額をつみたてる「つみたて投資」なら、定期預金に近い感覚で運用できるので、金利のつかない銀行に預けておくより、はるかにパワーが出ます。ただし、投資にはリスクがあるので、まずは貯金、次につみたて投資という順番が良いと思います。

(海野)なるほど、分かりました。計画的な資産形成、やっぱり大事ですよね。では最後に第1位、教えてください。

(中村)はい、新社会人が身に着けたいお金の教養、第1位は「社会保険」です!

(海野)社会保険・・・意外と地味ですね!

(中村)そーなんです!地味なんです!だからみんないつまで経っても勉強しようとしないんですけど、社会保険って、義務教育で教えるべきと言っていいほど、ものすごく重要なものなんです

(海野)社会保険って、簡単に言うと、どのような制度なんですか?

(中村)簡単に言うと、病気やケガ、死亡や高度障害、出産や失業など、人生における様々なリスクに備える、公的な保障制度です。代表的なものに、年金保険とか、健康保険がありますよね。

(海野)病院に行くと、自己負担金が3割になるとか、そういうやつですよね?

(中村)そうです。特にしっかりと理解しておきたいのが、高額な医療費をカバーしてくれる「高額療養費制度」。そして、働けなくなった時にお金がもらえる「傷病手当金」、この2つです。実は日本には、世界トップクラスに手厚い社会保険制度があるので、病気やケガのリスクにも大きく備えることができるんですね。

(海野)うんうん。こうした制度を知っておけば、必要以上に病気やケガを恐れたり、必要のないムダな民間の保険に入る必要がなくなりますよね。

(中村)そうなんです!その他にも、健康保険には家族を扶養に入れるという概念がありますし、雇用保険には、特定の資格を取得する時にお金がもらえる制度などもあります。こうした制度って、知識を身に着けてしっかり使いこなせる人と、全く知らないまま生きている人では、ものすごく大きな差になるんです。

(海野)なるほど~。私たちの生活は切っても切れない社会保険、一度、しっかり学んでおきましょう、ということですね。ではあらためて、今日の話をまとめてもらえますか?

(中村)はい、本日は、「新社会人に伝えたい!お金の教養TOP3」というテーマでお話ししました!

まとめ

(中村)本日は、「新社会人に伝えたい!お金の教養TOP3」というテーマでお話ししました!

第3位は「お金の守り方」。日本人は、複雑な契約料や手数料などで、生涯で1000万円近くのお金を無駄にしていると言われます。まずは、自分の資産を守る知識を身につけましょう。

第2位は「計画的な資産形成」。これからは、自分の資産は自分で作る。そのためには、計画的な貯蓄や、つみたてNISAやiDeCoを使った資産運用なども検討してください。

そして第1位は「社会保険」。健康保険、年金保険、雇用保険などの社会保険は、一見すると地味ですが、実は人生を支える非常に重要な仕組みです。人生とは切っても切れない仕組みなので、嫌がらず、優先的に勉強することをオススメします!

興味のある方は、詳しい動画講座を載せているので、ぜひそちらをご覧ください。

(海野)今日はありがとうございました!中村さんの動画講座では、資産形成の方法を詳しく解説しているので、HPをチェックしてみてください。
 
(中村)ありがとうございました!