Microsoft 365 Copilotの全体像をつかむ勉強会を開催しました!

AIキャンプSHIP静岡講座 これから始める法人でのAI活用 Microsoft Copilot 勉強会

2026年1月、静岡とWEBで、Microsoft Copilotの全体像を理解するための勉強会を開催しました。

動画はこちら↓

AIキャンプSHIP静岡講座 これから始める法人でのAI活用 Microsoft Copilot 勉強会
AIキャンプSHIP静岡講座 これから始める法人でのAI活用 Microsoft Copilot 勉強会

本講座の目標は、Microsoft Copilotの全体像を理解すること!

•法人向けAIツールの利点
•Microsoftライセンスの違い
•個人向けCopilot Chat
•WEB版•Eage版•Windows版の違い
•法人向け365 Copilot Chat
•アドオン有りの365 Copilot
•Word in Copilot
•Excel in Copilot
•PPT in Copilot
•Outlook in Copilot
•Teams in Copilot
•Sharepoint in Copilot
•Copilot studio
•Copilot Agent mode
•Office agent
•その他のAgent
•WindowsPCなどのAI機能
•Agent365

この辺の違いや機能を実演しながら、心構えや所感を踏まえて整理してきました。多分みなさんパンクしたと思いますが、本当に必要な人達には、「こういう講座が欲しかった!」とすごく大好評でした。ありがとうございます。

まとめ資料を置いておきますので、ご活用ください。

■講座内容を図解にしたもの

Microsoft 365 Copilotの全体像をつかむ勉強会を開催しました!

■WEB講座で使用したマインドマップ

■おススメの書籍

現時点では、太田さん著の「Copilot 踏み込み活用術」が一番面白いと思います。

今回の講座内容とほぼ被る内容になっているので、より学びたい人におススメです。

動画文字起こし

0:00 はじめに

こんにちは。AIキャンプの中村俊也です。今回はMicrosoftのAI、Copilotの全体像について徹底解説させていただきます。MicrosoftのCopilotは2026年に入り、非常に強烈に進化を遂げており、実はChatGPTやGoogleのGeminiに引けを取らない非常に強力なAIへと進化しています。ただ、この現実をまだあまり知らない方も多いと思いますし、Microsoft Copilotはライセンスや機能があまりにも多くて、全体像がかなり複雑怪奇になってしまっているんですね。そこで今回は、このCopilotの全体像を掴むというテーマでお話ししていきたいと思います。

1:32 導入

こちらの動画の全体像です。まずはMicrosoftのライセンスとはそもそも何なのかというところから始まり、個人向け、法人向けのCopilotチャットの使い方、Word、Excel、PowerPointや職場データと連動して動くMicrosoft 365 Copilot機能、そして今話題の様々なエージェント機能に至るまで幅広く、Copilotの全体像を掴んでいただけるような内容になっております。こちらの講座は静岡とWebで2回開催させていただいたんですけど、大変ご好評をいただきました。動画時間は70分程度とかなり長くなっておりますので、ぜひご自身が気になる部分を中心にご覧いただきまして、皆さん活用していただければと思います。それではMicrosoft Copilotの全体像を始めます。どうぞお楽しみください。はい、それでは本日は法人向けMicrosoft Copilot勉強会ということでやらせていただきたいと思います。Microsoftの特に法人版のことをMicrosoft 365 Copilotって言うんですけど、こちらをメインにしながら全体像を掴むことをやっていきたいなと思います。本当は1つ1つの機能、例えばWordでの便利な使い方みたいな感じで深掘っていければいいかなと思うんですけど、今日は機能の深掘りはせず、全体をざーっとなぞっていきたいと思います。実際に先週の静岡の対面講座の中でも声があったんですけど、「Copilotを本当にうちの会社で本格的にやっていきます」という声もたくさんありました。今日お伝えしますけど、ChatGPT一強じゃなくて、今年に関してはもうCopilotがめちゃめちゃ来るなと正直思っています。ちょっとお金がかかるのがMicrosoft Copilotの非常に良くない点ではあるんですけど、性能面も非常に優秀になっていますので、うちの会社はやっぱりCopilotをちょっと考えたいというところは、ぜひ検討していただけるといいかなと思います。私は別にCopilotの回し者でも何でもなく、ChatGPTの個人版、法人版、Googleの個人版、法人版、Microsoftの個人版、法人版を全部契約しているちょっと頭の悪い人間なんですけど、全体像を掴んだ上でも、Copilotは非常に優秀ですよということは今日お伝えしたいなと思います。ただ高いので、これから何かやるんだったら正直Geminiでいいと思うんですけどね。法人版のGoogle Workspaceでいいと思いますけど、もう「うちの会社はMicrosoftだよ」というところは、1つ検討するのもありかと思います。大前提としてこの話を1つやっていきたいなと思います。よく相談をいただくんですけど、「会社の中にMicrosoft 365 Copilotのアカウントを配布したんだけど、現場で全然使ってくれません」という相談をすごくいただきます。結論を言います。配って「やれ」は無理です。絶対無理だと思います。というのは、やっぱりその対話型チャットという使い方も分からなければいけないし、生成AIの特徴も分からなきゃいけない。じゃあExcelと連動した場合はどうなんだ、職場データと連動(これRAGと言いますけど)した時にどういう使い方をしたらいいんだ、といった基本的なリテラシーやマインドセットが非常に重要ですので、いきなり配布して使ってもらうというのはやっぱりちょっと現実的ではないんですね。なのでこれはChatGPTもGeminiも全く一緒なんですけど、リテラシー向上とマインドセットというのがもう大前提になっていると思ってください。なので最初これから本当にゼロからAIをやっていきたいという人は、正直いきなりCopilotアカウントを全社に配布とかは無理にやらなくても大丈夫です。無料版のChatGPTやGemini、Copilot何でも構いませんので、何か1つのチャットアプリをしっかりとマスターしていただく。AIキャンプ卒業生の方、このあたりは大丈夫かなと思うんですけど、プロンプトの打ち方、拡張機能、推論、コンテキスト、ハルシネーションの抑制、カスタムAI、このあたりが使える前提で話していかないとなかなか普及してきませんので、こうした基礎基本を十分にマスターした後に、Microsoft 365 Copilotという領域に踏み込んでいただくと流れとしてはいいのかなと思います。ただ、Copilotはプロンプトを打たなくても右クリックで要約するとか翻訳するといったボタンもあるので、リテラシーがあまりなくても直感的に使える機能もあります。そういう点ではバリバリ使いたいChatGPTとはちょっとまた性格が違うところがあるんですけど、基礎的なリテラシーを向上してからじゃないとやっぱり使いこなす順番があるよ、ということはまず大前提として押さえておいてください。

5:08 法人向けCopilotやGeminiがChatGPTより優れている3つの理由

そしてこの2つ目、法人向けツールということなんですけど、こちらのスライド1枚は非常に重要なスライドになっております。去年ぐらいから法人の中でAIを使うというのはかなり加速してきたと皆さんも感じていらっしゃると思うんですけど、個人向けのAIチャットと法人向けAIチャットが何が違うんだというところの大前提をまず理解していただきたいと思います。個人向けのChatGPT、Copilot、Gemini。これらは普通の標準版です。Microsoftの場合は法人版になると、Microsoft 365 Copilotというものになります。この「365」というのが法人版という意味で、「Copilot」というのがAI機能なので、Microsoft 365 Copilotと言った時に正しい名前になりますので気をつけて使ってくださいね。Googleの方は法人版にGoogle Workspaceというものがありまして、2025年の1月からMicrosoft 365、そしてGoogle Workspaceの法人向けを持っているユーザーは全員、一定のAI機能を使えるようになりましたよというところが、去年1年間で非常に大きく加速したところになります。GeminiとCopilotの法人版がChatGPTより明らかに優れている点は、もうこの図が一発で説明しているんですけど、日常のITツール、業務ツールの中で連動して動くというところがやっぱり強い。正直、昨年に関してはやっぱりChatGPT一強だったんですよ。なのでGmailやExcelを使ってChatGPTを使うというのが当たり前だったんですけど、もう今年に入ってからは「法人だったらもうCopilotかGeminiの方がいいんじゃない」という風にかなり流れも変わってきたかなと思います。私たちAIキャンプもこれまでChatGPTを激押しでやってきたわけなんですけど、正直この3つ、どれを使っていただいてもかなりいいかなという感じになってきました。MicrosoftもGoogleもほとんど同じで、Word、Excel、PowerPoint、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライド、あとはメールソフトのOutlookとGmail、カレンダー機能、あとチャットツールのTeamsとGoogle Meet。ここがポイントですけど、MicrosoftのクラウドストレージのことをSharePoint、Googleの場合はGoogle ドライブですね。こういう社内データやツールと連動しながら動くというところが非常に面白いところになります。皆さん、この下に書いてある3つの強力なメリット、うちのAIあおいさんが旗を持ってますけど、ここ大事なのでさらっと3つ答えられるようにぜひなってください。法人向けのAIチャットが、ChatGPTみたいな個人向けチャットと比べて何が優秀なのか。この3つです。1つ目が「法人向けのデータ保護」。これエンタープライズデータプロテクション、よくEDPとか書いてあるんですけど、要は法人向けにデータセキュリティが保護されています。Microsoftの社員さんが強気で言っているのがすごいなと思うんですけど、「顧客情報、機密情報、入れて大丈夫です」ともうはっきりと主張しています。今までChatGPTに個人情報を入れないようにというところもあったと思うんですけど、GoogleとMicrosoftのセキュリティのガイドラインの中で正しく使っていただければ、基本的にそのあたりのデータ漏洩やセキュリティは十分担保されていますよというところがやっぱり法人で一番強力なところかなと思います。もちろん金融機関さんや行政といったレベルになってくると「正直それでもダメだよ」という会社さんもあるとは思うんですけど、普通の中小中堅であれば、もう基本的に個人情報を入れても大丈夫なぐらいセキュリティが高くなっていますので、このあたり使っていただくといいかなと思います。そして2つ目、「社内データ連携」。この後やりますけど、例えばOutlookのメールの中から回答する、SharePointの中にあるPowerPointの中身を元に回答を作ってくれる、といった感じで職場の中のデータと連携してCopilotが回答してくれる。これ非常に強力ですね。そして3番、「ツール連携」。特にCopilotはWord、Excel、Teamsなどのサイドバーなどで動くCopilot機能がありますので、このツール連携というところがChatGPT単体などとはもう明らかに違うよ、というところになります。なんだかんだこのスライドが今日一番大事なところです。そもそも大前提として法人ツールって何がすごいんだというところを理解していただければと思います。法人で本格的にやっていきたい企業さんは、GoogleかMicrosoftで本格的に1本決めてやっていただく方が、これからは早いかなという感じにかなり流れが変わってきたかなと思います。もちろん、まだこのデータ連携やツール連携といったところは成長中ですので、今日紹介しますけど、ExcelやOutlookはすごい便利です。Wordやパワポはもうちょいって感じですね。なのでもう少し時間がかかると思いますけど、ツール連携はどんどん進化してくると思いますので、楽しみにこのAIの進化を見ていければなと思います。

9:58 Microsoftライセンスの種類

Microsoft Copilotのまず一番難しいところはライセンス、あとはCopilotのアドオン、要は追加料金を払わなきゃいけない点です。あとは管理者がその機能を有効にしているかいないかで使える機能が全然違うんですよ。なので30人くらいいらっしゃったんですけど、多分30人全員使用環境が違って大混乱をしていたんですけど、今日も自分が触れるとか触れないとか色々あると思います。私の画面と比較しながらお楽しみいただければと思います。詳しくは各組織の管理者に連絡しないと分からないところがありますので、この点ご了承ください。じゃあ、まずはMicrosoft Copilotの全体像を掴むために、そもそもMicrosoft 365とCopilotのライセンスについて確認していきたいなと思います。皆さんご自身がどれを使っているかも確認してください。まず非常に分かりづらいんですけど、買い切り版のOfficeって知っていますか?Word、Excel、パワポが家電量販店などでカードなどで売っていて、それをインストールするとそのパソコンの中でずっと使えるというやつ。これはネットに繋がないで使えるデスクトップ型の、パソコンに落とすやつなので、機能のアップデートが入らないんですけど、ずっと永久に使えるというやつですね。これはそもそもネットで使うものではないので、あまりCopilotとかは関係ないです。続いて、個人向けのサブスクプランというものがMicrosoftにはあります。Microsoft 365 FamilyやPersonalといったやつですね。個人向けのサブスクリプション、定額のやつはネット上で色々機能を使うことができたり、そういうものになっているということです。そしてここからが今日の本命なんですけど、法人向けのサブスクプランというのが、Copilotを法人で使う上で大前提になります。ビジネススタンダードとか、E3とかE5とか、こういうプランがありますよね。法人向けのサブスクプランで何がいいかと言うと、Officeソフトがついてくることです。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、SharePointですね。特にOutlookやSharePointがついてくるので、法人でクラウド上で使えるというところが非常に大きなところかと思います。料金を確認しておきたいんですけど、最低限使うならスタンダードというやつが必要かなと思ってまして、月2,000円くらいからです。月額2,000円の定額料金でWord、Excel、PowerPoint、Outlookなどが全部使えるというのはなかなか優秀なものなので、ここに関しては多くの会社さんも契約されているんじゃないかと思います。この法人向けのライセンスの区別は一応ここで終わるんですけど、便宜上もう1個別のものを考えておきたいなと思います。法人向けのサブスクプランに対して、Copilotアドオン。Copilotの料金をアドオン、要は追加で払ってもらうというプランになります。これをやると何ができるかと言うと、法人向けのサブスクプランの中では使えなかったような高度なAI機能を使うことができるということです。ただ、導入を躊躇する一番の理由は、追加料金がかかるんですよね。今まで大体月5,000円くらいでした。法人向けのサブスクにCopilotのアドオンをつけなきゃいけないので、1人1ユーザーあたり大体月額7,000円くらい払わなきゃいけない。月7,000円はなかなか大変だなということで、導入を躊躇される企業さんや導入をやめちゃう企業さんも多かったんじゃないかと思います。1人当たり月5,000円の成果が本当に出せるのかというところですね。ただ、Microsoftさんが2025年12月1日からCopilot Business Standardといった中小企業向けの安めのプランを出しました。月3,500円くらいでありましたので、1人当たり5,000円くらいで入れるようなものが出てきました。中小企業さん(確か従業員300人以内だったかな)はこれを使えますので、このあたりで少しハードルが下がっているかなと思います。ライセンスの理解はこんな感じになってくるというわけです。

14:57 基本のCopilot Chat

一応確認する方法を紹介していきますね。これが個人版で、これが法人版になります。左下のこちらのアカウントのボタンを押してもらうと、そこに自分のアカウント名が書いてあるので、そこで個人版なのか法人版なのかを確認することができます。慣れてくると個人版と法人版の画面は全然違いますので、分かってくるようにはなるんですけど、これもCopilot、これもCopilotだと言われるとなんだこれってなりますよね。まずこのあたりを整理していきましょう。Copilotの内容に入っていきたいと思います。まず最初に押さえておきたいのは個人向けCopilotですね。この名前でぜひ正確に覚えていただきたいなと思います。個人向けのCopilotチャットだと思ってください。Copilotって今、大体200種類くらいのCopilotがあるらしくて、「何のCopilotですか?」というのを正確に言わないとちゃんと議論ができないので、個人向けのCopilotチャットはどうですか、とか、法人向けのMicrosoft 365の中のExcel in Copilotのエージェントモードは何ですか、といったように、正確に議論していかないとそもそも使っているツールが合っているか確認できないので、正しい名前を今回覚えていただきたいなと思います。法人向けはMicrosoft 365 Copilotチャットという名前になります。ライセンスを持っている場合は「365」というものがつきますので、Microsoft 365 Copilotチャットと個人向けでは機能が全然違いますよということを押さえておいてください。

18:19 個人向けCopilot Chatで検索や画像生成

実際に私の画面を見ていただければと思います。左側が個人向けCopilotチャット、右側が法人向けMicrosoft 365 Copilotチャットです。画面が結構違いますよね。法人向けのCopilotチャットの場合は、右上にシールドマークがついているのが分かりますか?これはエンタープライズデータ保護(EDP)のマークです。法人向けのデータセキュリティに従ってデータ保護されていますよというのが、法人向けのCopilotチャットになります。個人向けの方データ保護されていませんので、基本的に初期設定だとここに入れた情報はMicrosoftの方に学習に利用されたり、いわゆる情報漏洩に気をつけていただきたいというのがこの個人向けのチャットになります。法人向けの場合は原則としてデータ保護となりますので、安心して使っていきやすいですよということになるわけです。普通の個人向けのチャットでやっていきましょうか。これはMicrosoftのアカウントがあれば使えますし、ログインしなくても触ることだけはできますけど、ログインしていただいた方が履歴が残ったり色々な機能を使うことができます。色々なモデルを使うことができたり、ポッドキャストを作ったり、画像生成ができたりと、かなり進化しているのもCopilotの特徴かなと思います。何ができるかと言うと、文章作成、検索、画像生成など色々できます。裏側はOpenAIのGPTです。個人向けのチャットはGPTの現状5.1になっていますので、最上位モデルの1つ下ぐらいのものを使うことができる。ChatGPTとほとんど同じぐらいのことができるんだ、ぐらいで基本的には大丈夫です。法人向けプランになるともう少し良い機能を使うことができたりします。画像生成はDALL-Eのようなモデルが使われていますので、かなり精度の高い画像生成もMicrosoft Copilotでやることができるということですね。画像認識、検索、画像生成などの機能が標準搭載されています。

19:40 個人向けCopilot Chatでキャラクター設定

Microsoftさんはどうもこのキャラクターを使いたいらしく、個人向けCopilotチャットではキャラクターを設定することができます。左下の自分のアカウントのボタンから「キャラクター」というところで、狐やエリンギみたいなやつ、水みたいなやつなどを選ぶことができて、単なるチャットボットじゃなくて可愛いキャラクターと喋れる、といったことをやっています。こっちの方がフレンドリーで楽しい会話ができます。例えば「旦那が台所のシンク用のタワシでごぼうを洗っていた。信じられない、どう思う?」といった夫婦のバトルの相談をしてみると、「うわあ、それはちょっと衝撃的かも」といったトーンで楽しい会話ができるようになっています。Microsoftは昔Windowsのデスクトップにイルカがいたじゃないですか。あれと同じことをやりたいんじゃないかと思っていて、そのうちWindowsパソコンにこいつらが飛び出してくるんじゃないかなと期待しています。

21:24 個人向けCopilot ChatのEdge版

今お話ししたのが個人向けCopilotチャットのウェブ版です。それとは別に、Microsoftのブラウザ、Edge版というのがあります。あとはWindows版があったりします。基本的にどれも一緒なんですけど、若干UIが違うのがポイントです。Edge版にはサイドバー分析という機能があります。Edgeのブラウザで開いた状態で右上のチャットのところを開くと、サイドバーでCopilotが開きます。サイドバーで使えることによって左側の画面を分析できるのが大きなポイントです。「このページを要約してください」と打つと、今開いているAIキャンプのページを要約してくれました。「このページを英語に翻訳して」といった指示も可能です。

23:49 個人向けCopilot ChatのWindows版「Hey Copilot」

もう1つ、Windows版のCopilotがあります。Windowsパソコンの下のバーからワンクリックでアプリ版のCopilotを開くことができます。Windows版のCopilotには「ヘイ、Copilot」と呼びかけると起動する機能があり、さらに「Copilot Vision」という画面を認識する機能があります。画面を共有してあげると、デスクトップ上に何が開いているかを認識してくれます。例えばWordを開いて科学の問題を見ている時に、「1番の問題を答えてくれない?」と聞くと、画面上の問題を読み取って「炭素が燃焼すると二酸化炭素が生成する反応式ですね。C+O2→CO2です」といった感じで答えてくれます。まだタイムラグなどはありますが、AIと一緒に画面を見ながら作業できるようになってくると思います。将来は独自に構築したエージェントを声だけで呼び出して一緒に作業をしてくれるようになるんだろうなと思っています。最近のAIはパソコン操作もできるようになっていますので、Wordの答えを埋めておいてと言ったらバーっと埋めてくれる、そんな時代になってくるでしょう。

27:55 法人向け 365 Copilot Chat

今日のメインである法人向けのMicrosoft 365 Copilotチャットに行きたいと思います。右上のシールドマークがあれば法人向けライセンスです。

28:30 法人向け 365 Copilot Chatで「GPT-5.2-Think-Deeper」を使う

右上のモデルを「自動」から「シンクディーパー(Think Deeper)」というじっくり考えるモードに切り替えることができます。ここにはGPT-5.2のシンクディーパーという現状最先端のモデルが出てきます。全国の大学入試共通テストで数学や科学を100点満点で解けるような天才モデルです。去年の7月ぐらいのCopilotは正直ポンコツだったんですよ。社内データ連携も全然できなかった。しかし夏ぐらいに急に進化しまして、突然性能が上がりました。ここぞという時はこのシンクディーパーを使ってみてください。

29:57 法人向け 365 Copilot Chatでプロンプトギャラリーを使う

プロンプトギャラリーというところで、自分のプロンプトを保存したり社内で共有したりすることもできます。

30:17 法人向け 365 Copilot Chatで簡易Agentを作る

また、左側には色々なエージェントを構築することができます。ChatGPTのMy GPTsやGeminiのGemsのようなカスタムAIを、Copilotの中では「Copilotエージェント」という名前で作ることができます。例えばAIキャンプの「犬吉」というキャラクターに社内規定を読み込ませておけば、独自のデータに基づいて回答してくれるチャットボットになります。法人向けのサブスクを持っていれば月額2,000円だけでこれを使えます。ChatGPTなどより安いプランと言えるかもしれません。特徴としては、カスタマイズしたエージェントは社内共有だけで外部とは共有できません。

32:47 法人向け 365 Copilot Chatで複雑なタスクを実行

名刺の画像を読み取って分析レポートを作成するワークをやってみましょう。画像を貼り付けて「この名刺情報を読み取り、詳細な分析レポートを作成してください。必要であれば検索も行うこと」と打ちます。モデルはGPT-5.2のシンクディーパー、ウェブ検索をオンにして実行します。画像認識で内容を読み取り、推論でじっくり考え、ウェブ検索で経歴や法人情報をリサーチしてくれます。最近のリサーチは本当にすごくて、100個や200個のウェブサイトを一気に調べてくれます。少ない情報から色々探して考えてくれる。ChatGPTやGeminiと比べても遜色ないぐらい進化していることをお伝えできればと思います。

32:58 法人向け 365 Copilot(アドオンあり)とは?

今日の本当の本題、Copilotのアドオンについてです。Microsoft 365 Copilotという名前は、チャット画面だけでなくExcelやWordの中で呼び出せるものすべてを指します。アドオンの追加料金を払うと何ができるのか、大きく3つあります。

38:23 法人向け 365 Copilotで職場データを参照する

まず1つ目は「職場データ連携」です。Copilotチャットの画面に「ワーク」と「ウェブ」というボタンが出てきます。ワークボタンを押すと、OutlookやTeams、SharePointの中にある社内情報を参照して回答してくれるようになります。例えば「2025年後半に生成AIセミナーでChatGPTの画像生成について紹介したパワーポイント資料を探して」といった使い方ができます。資料の中身まで見て探してくれるので、探し物の時間を大幅に短縮できます。車内データの読み込みに関してはシンクディーパーが現状最強だと思います。

40:55 法人向け 365 Copilotの自動実行で結果をOutlookに送る

また、検索してニュースを調べてくれるんですけど、これを定期実行、自動実行してOutlookに、定期的に送ることをやることができます。プロンプトの右上の時計マークから、例えば毎朝9時にニュースを調べて自動で実行し、その結果がOutlookに自動で通知されるように設定できます。これで、自動的に実行された結果がメールで届くようになります。

42:36 Officeアプリ上でCopilotを使う(Word・Excelなど)

今度はこのオフィスアプリ上で使っていきたいなと思います。WordやExcelなどのOfficeソフトのCopilotですが、OutlookやTeamsはテキストベースなので威力を発揮しやすいです。Wordやパワポはまだ60点ぐらいのクオリティで修正の手間がありますが、今後80点ぐらい出せるようになれば下書きをAIに任せるようになるでしょう。注意点として、OneDriveやSharePointに直接搭載されているAIアクション機能は現状あまり性能が良くないので、Copilotチャット上でファイルをアップして分析するのが正解です。

45:31 Excel in Copilotとエージェントモードの進化がすごい!

そして今月、2026年1月に搭載された「Excelエージェントモード」がめちゃくちゃすごいです。Excelエージェントモードは、操作、ファイル作成、修正がすべてできます。メニューバーを触らなくても、話しかけるだけで編集作業が終わります。裏側ではOpenAIのGPTだけでなく、AnthropicのClaude 3.5 Sonnetとも連動し始めました。このClaudeの搭載がExcelを優秀にした革命的な進化だと思っています。例えば、関数のミスがある表に対して「間違いをチェックして修正点を4行目に赤字で記入して」と指示すると、正しいサム関数やアベレージ関数を自分で判断して入れてくれます。数値を直接入れるのではなく、Excelの機能として関数を入れてくれるのがポイントです。他にも「表をテーブルにする」「フォントをメイリオUIにする」「売上が10万円以上かつ担当者が中村俊也の場合に丸をつける関数を入れる」「データバーを追加する」「地域名に応じて背景色を変える」といった無茶ぶりも、話しかけるだけで完璧にこなしてくれます。人間のExcel作成能力が100点だとすると、これまでは15点ぐらいでしたが、今は80〜90点ぐらい、人間と遜色ないレベルになってきました。今年、来年、再来年ぐらいでAIが人間を超えていくでしょう。

58:19 Excel内でCopilot関数を使う

他にも、Excelの中に「Copilot関数」というAI関数が登場しました。セルの中に「沖縄県の観光スポットを10個挙げて」といった指示を書いてCopilot関数を使えば、そのまま結果がセルに入ります。住所を都道府県で分割するといった、関数では難しい作業も一瞬です。

1:00:20 様々なCopilotエージェントとその他の機能

エージェントの種類も整理しておきましょう。自分で作る「Copilotエージェント」、Excel専用の「Excelエージェントモード」、チャット上でWordやパワポを作る「オフィスエージェント」、リサーチ専用の「リサーチャーエージェント」(これにはClaudeが使えます)、データ分析専用の「アナリストエージェント」などがあります。SharePointの中には、データを入れた瞬間に自動でタグ付けをしてAIが検索しやすくしてくれる「ナレッジエージェント」も登場しています。Teamsには会議をリアルタイムにまとめてくれる「ファシリテーターエージェント」や、同時通訳をしてくれる「インタープリターエージェント」があります。より高度なエージェントやワークフローを構築するための「Copilot Studio」というサービスもあります。これは上級者向けのツールですが、Microsoftのツールを自動化することができます。また、会社の中に大量のエージェントが増えてきた時に管理するための「エージェント365」という管理センターもあります。ハードウェアの面では、AI機能が標準搭載された「Copilot+ PC」も登場しています。

1:10:05 Copilot全体像総まとめ

最後に、CopilotはChatGPTやGeminiと少し使い方の性格が違います。Excel、Word、OutlookといったMicrosoftのツールをより高度に使いこなし、デスクワークを効率化するためのツールです。「どっちがいい」という話ではなく、使うシーンが違います。オフィスソフトを頻繁に使う人の生産性を上げるためのツールだということを理解して活用してください。長時間ありがとうございました。本日は法人向けMicrosoft Copilotの勉強会ということで、全体像をざっとお話しさせていただきました。ぜひ積極的に活用して、業務のヒントにしていただければ幸いです。本日はどうもありがとうございました。