GeminiのカスタムAI「Gem」が神アプデ!Googleドキュメントを更新するだけで「常に最新情報が回答できるAI」の作り方

今回は、Google GeminiのカスタムAI作成機能「Gem(ジェム)」に実装された、待望の神アップデートについて解説します。これまでは、AIに独自の知識(社内マニュアルや商品データなど)を学習させても、元のデータが変わるたびにファイルをアップロードし直すという手間が発生していました。しかし、今回のアップデートにより、Googleドキュメントやスプレッドシートの中身を更新するだけで、AI側の知識も自動的に同期されるようになりました。この動画を見て、ぜひ自動更新の便利さを感じてください。
▼目次
0:00 はじめに Gemini「Gem」の神アップデート
2:21 カスタムAI「Gem」の作成開始
3:40 検証1:従来のテキストファイルの場合(自動更新されない)
6:27 検証2:Googleドキュメントの場合(自動更新される!)
8:59 検証3:Googleスプレッドシートの場合(在庫管理テスト)
11:57 まとめ
▼文字起こし
こんにちは、AIキャンプの中村です。今回のテーマはこちら。Google Geminiが神アプデ、自動連携で超効率化。GoogleドキュメントとGoogleスプレッドシートの内容が自動的に反映されるようになりました。こんなテーマでお届けさせていただきます。今回はGoogle GeminiのカスタムAI機能、Gemが知識を自動更新するように進化しましたので、こちらの方法を紹介させていただきます。AIにデータを与えて回答させたいけど、毎回毎回データを更新し直すのが大変。そんな方に嬉しいアップデートとなります。GeminiにはカスタムAI作成機能、これGemってやつがあるんですけど、ここにアップしたGoogleドキュメントとかGoogleスプレッドシート、こちらのデータを自動的に反映するという機能が正式に登場しました。こちらGoogle Gemini公式のXのポストになるんですけど、2026年1月末にGoogleからも公式に発表があって、GoogleドキュメントをGemに接続するとドキュメントの最新バージョンが常に参照されます。ファイルが変更されてもGemを更新する必要はありません、ということで発表がされました。これ2025年の後半ぐらいから使えたみたいなんですけど、今回正式にこの機能がリリースされたということが発表されました。もう少し説明をしていくんですけど、今までのこのカスタムAI機能っていうのはこんな感じで、Geminiに資料とかデータをアップロードした時に、この資料側を更新してもGeminiはこのデータを更新することができないんですよね。古い知識のままなわけです。ですけど今回はGoogleドキュメント、Googleスプレッドシートに関しては資料を更新すると自動的にGeminiのデータも更新されるということです。GoogleドキュメントとGoogleスプレッドシートってネット上にあるので、毎回毎回見に行ってるっていう感じになるのかなと思います。ですのでこれを利用すれば、マニュアルの更新とか商品情報の差し替えなど、データを更新する時に使いやすくなるかなと思いますので、地味ですけど非常に便利なアップデートかと思います。今回はこちらを紹介させていただきます。それではGemの自動更新を体験しようということで、実際に作りながら紹介させていただきます。初めての方もいると思いますので、カスタムAI Gemsの作成から始めさせていただきます。この左側にGemっていうボタンがあるんですけど、こちらを押していただきまして、上の方にはこの新しいGemっていうちょっと難しいのがあるんですけど、ここはちょっとスクロールしまして、My Gemっていうところで、私いくつか作っているんですけど、ここに「Gemを作成」っていうボタンからカスタムAIを作ることができます。これ無料版の方も使えるのがいいんですよね。ここに名前と説明、ここにカスタムプロンプトを打っていくんですけど、今回のメインはここですね。Gemが参照するファイルを追加する、っていうことになります。まず適当に名前をつけましょう。Gem自動更新テスト、テストだよ、みたいな感じで今回適当にやります。カスタム指示はこんな感じで、知識に参照されているデータを必ず確認して回答してください。必ずアップした知識を参照して回答する、っていう簡単なカスタムプロンプトを打ちました。じゃあここに知識を追加していきましょう。まず最初は更新できないパターンを試してみたいと思うんですけど、今回メモ帳を適当に用意します。AIキャンプカフェっていう架空のカフェのおすすめメニューみたいなのを作ってみたいと思います。適当なおすすめメニューが書いてあるようなメモ帳を用意しました。これ適当な場所に保存したんですけど、ここでアップロードしていきます。今作ったメモ帳のファイルをアップロードしていきます。こちらの今作ったテキストファイルをアップロードします。アップロードが完了するとこのテキストに従って回答できるはずなので、保存をしておきます。じゃあチャットを試してみましょう。Gemを使う時は左側のこのGemっていうボタンから今まで作ったものを呼び出して使うことができます。じゃあちょっと聞いてみましょうか。おすすめのメニューを教えてください。そうすると中に入ってあるテキストデータを分析して、AIキャンプカフェのおすすめメニューということで、このように「おすすめメニューを教えてください」って質問をすると、中のテキストをこのGemが確認をしてくれて、右側のメモ帳の中にある特製スパイスカレーとかを参照してここで回答してくれていたり、季節のフルーツタルトっていうデータからこういうふうに回答してくれてるって感じで、しっかりとこのメモ帳を参照して回答できていることが分かるかなと思います。ここまではいいですね。ではこの状態でこの右側のメモ帳をちょっといじってみたいなと思います。シューマイ、ビール、甘口カレーとかにして、この辺のデータもがっつりちょっと消してみましょうか、っていう感じでだいぶデータを変えました。ここで保存をするんですけど、この状態でもう一回Gemに質問してみましょうか。右側のデータを更新した状態で「おすすめメニューを教えてください」って質問するんですけど、これはこのメモ帳とこのGemは連動しているわけじゃないので、右側のデータは反映されません。ほら見てください。今回カフェオレをなくしてビールっていうふうにしたんですけど、ここの内容は反映されていない。ということで、こんな感じで右側のデータを更新しても左側のこのAIチャット知識は更新されないっていう感じで、なかなか使いづらかったわけなんですね。もしこれを更新したいと思ったら、この「Gem自動更新テスト」っていうところからもう一度編集をし直して、昔与えたこのデータを削除して、新しいメモ帳をいちいち手動でアップロードしないとデータを更新することができなかったわけですね。なのでなかなか使いづらかったわけです。ただ今回はGoogleドキュメントとGoogleスプレッドシートのデータを自動的に反映できるようになったので、これをやっていきましょう。じゃあこの知識は消しておきます。では新しくGoogleドキュメントを作っていきましょう。Googleドライブの新規のボタンからGoogleドキュメントを作ります。皆さんも真似していただければと思うんですけど、Googleドキュメントとか作る時は分からなくならないように日付とか名前をつけています。Gem自動更新テストとか名前をつけました。先ほどと同じようにおすすめのメニューみたいなものを適当に貼っておきましょうか。じゃあこの状態でGeminiのこの知識のところにGoogleドキュメントを連携させていきましょう。ここから「ドライブから追加」っていうところです。そうするとGoogleドライブ内のこのドキュメントが見えますので、これをこのGeminiに連動させていきましょう。これで毎回これを見てくれるわけです。じゃあ試しに質問してみましょうか。左側のGemは右側のドキュメントを見た状態で回答ができるか質問してみましょう。おすすめのドリンクメニューを教えてください。そうするとカフェオレ、コーヒー、アイスカフェラテということで、しっかりと回答ができましたね。ということでデータばっちり参照されているんですけど、ではここでこの右側のドキュメントのデータを更新していきたいなと思います。キンキンに冷えたビールとエスプレッソという2つの新メニューを加えていきたいと思います。もう一回このGeminiを開き直しましょう。これで、もう一回聞いた時にこの右側のデータがちゃんと参照されてるかどうかですね。おすすめのドリンクメニューを教えてください。できるんでしょうか。これができたらすごいことですよ。これ、中見てくれてますね。データを見てくれています。お、ほら行けましたね。いいですね。カフェオレ、コーヒー、アイスカフェラテに対してキンキンに冷えたビールとエスプレッソということで、右側のデータを更新すると自然とこのチャットボットも知識が更新されるっていう自動更新ができています。いやこれすごいですね。すごい地味に思えるかもしれないんですけど、私のように2023年からずっとこのカスタムAIを毎日のように使ってる人間からすると、これ非常にありがたいんですよね。会議の内容とかこういう新メニューとか、いろんな情報を更新した時に自動的にこのGeminiのチャットボットも知識が更新されるということで、非常に使いやすくなったかなと思います。ではGoogleスプレッドシートもやっていきましょう。Googleドライブから新規でGoogleスプレッドシートを作成していきましょう。これも先ほどと同じく名前と日付をつけて分からなくならないようにしておきましょう。それでは今回、適当に在庫リストみたいなものを準備しました。この状態でこのスプレッドシートをGemと連携していきましょう。Gem自動更新テストを編集します。プラスのボタンから「ドライブから追加」、Googleスプレッドシートを選択して挿入をしておきます。いいですね。今度はこのスプレッドシートの知識を与えて回答できるかをチェックしましょう。データを見て商品の在庫情報を私に教えてください。では在庫情報を尋ねてみたいと思います。そうするとちゃんとデータ見れていませんね。Geminiは正直ChatGPTとかと比べると、このナレッジの連携の精度っていうところは実は課題があって、ちゃんと与えたはずなんですけどデータ見えていませんね。ちょっと質問の仕方を変えてみましょうか。A4のコピー用紙はあと在庫はいくつありますか。ちょっと直接聞いてみようと思います。ここにA4コピー用紙で在庫数が25って書いてあるので、これが見れないとちょっといまいち使い物にならないんですけど、正直どうなんですかね。ChatGPTとかCopilotの最近のエージェントモードっていうのに比べると、Geminiは実はデータ分析能力ってそんなに高くないので、ちょっとどうなるか、今ドキドキしながら見ています。そうすると今ですね、だいたい3分ぐらいかかりましたね。だいぶ時間かかってしまいましたけど、A4コピー用紙の在庫数は25です、ということで、確かに回答ができているかなと思います。やっぱりGemini、スプレッドシートのデータを見るってところは結構やっぱり弱いですね。ちょっと残念ですねこれは。Google Geminiの公式も「GoogleドキュメントをGemに接続する」っていうことを言っていて、スプレッドシートって書いていないんですよね。これなんで書いてないかちょっと気になったんですけど、多分ここのデータ連携能力が弱いからなんだろうなと思いますね。ここは正直ChatGPTとか、最近進化してるMicrosoft 365 Copilotの方が全然優秀かなと思います。ではこれを修正して、A4のコピー用紙をゼロにして在庫切れって感じで、ここちょっと修正しました。もう一回同じ質問をここでしていきましょう。ここも変えたデータ、在庫がないよっていうことを確認できるでしょうか。ということで今回は1分ぐらいで回答できましたね。「ご質問のA4コピー用紙は在庫数ゼロとなっています」ということで、このぐらいスピーディーに回答できると素晴らしいかなと思います。しっかりとスプレッドシートでもデータが反映されるようになりました。現状このデータ連携のところの精度とかスピードっていうところにちょっと課題を感じましたが、一応データ連携を常に更新するってところはGoogleスプレッドシートにも反映されるってことが確認できました。では実証はこんな感じとさせていただきます。それではまとめます。今回はGoogle GeminiのカスタムAI機能Gemが知識を自動更新するというテーマでお届けさせていただきました。このGemはアップしたGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートのデータを自動的に反映するということが確認できました。手動で毎回毎回更新する必要がなくなり、非常に使いやすくなったかなと思います。ドキュメントに関しては私も色々試したんですけど非常に連動性が良かったのに対して、スプレッドシートはGeminiとの連動がうまくいかなくて、一応実務として使えるのはドキュメントの方になるのかなと思います。これ地味に思うかもしれないんですけど、私個人としては非常に大きな革命的な進化かと感じております。皆さんもこれ無料で実践することができますので、今回の動画内容を真似していただいてAI×データ連携の第一歩としてぜひ活用していただけると幸いです。はい、それでは今回は以上です。ありがとうございました。


