ビジネス系YouTuberの有料化!学びの格差がやばい

2020年夏、有名なビジネス系YouTuberの方々が一気に有料化しています。

なぜ有料化するのか?今後どうすればいいのかを解説していきます。

有料化を進めるビジネス系YouTuberとは?

2020年に有料化を進めたビジネス系YouTuberを4名紹介します。

2020年に有料化を進めたビジネス系YouTuber

  1. 与沢さん
  2. イケハヤさん
  3. マナブさん
  4. マコなり社長

このような有名人がこぞって有料化を進めていますね。

与沢さん・イケハヤさん・マナブさんは、YouTubeメンバーシップという「有料のYouTube」を使うそうです。

マコなり社長は、「Inside Stories」という独自の動画で情報を発信するようです。

なぜ有料化するのか?

では、なぜこのような有料化の流れが起きているのでしょうか?

イケハヤさんやマコなり社長がこんなことをコメントしていますね。

YouTubeはもう限界

イケハヤさん

YouTubeでは話せないことがある

マコなり社長

つまり、「YouTubeはエンターテイメントが人気でビジネスは不人気。稼ぐのが難しい」&「YouTubeは大衆向けなので、深い話ができない」ということです。

YouTubeの「広告収入」で稼ぐためには、その動画をたくさんの人に見てもらう必要があります。つまり、どうしても「一般向け」で「エンタメ性の高い」動画になってしまうということ。

「専門性が高く」「真面目な話」はウケが良くない。これではユーザーからもYoTubeからも評価されず、広告収入が得られないということです。

つまり、「専門的で真面目な」ビジネス系YouTuberが生き残るには、「広告収入」ではなく「ダイレクト課金モデル」が必須ということです。

ダイレクト課金とは?

情報発信者が、ユーザーから「直接(ダイレクトに)」お金をもらう仕組みのこと

  • 本や新聞
  • オンラインサロン(キングコング西野・ホリエモンなど)
  • News picksプレミアム
  • グロービス学び放題
  • 学習塾全般(スタディサプリ・トライ・東進など)
  • 有料記事(Noteなど)

ダイレクト課金って結構当たり前の方法なので、広告収入に頼って情報発信することの方が珍しいのかもしれませんね。

図にするとこんな感じです。

ビジネス系YouTuberがダイレクト課金へ移動する仕組み 筆者作

この流れは、今後も確実に起きてくるでしょう。

情報の有料化の流れに対し、私たちはどうするか?

さて、こうなってくると、今まで「無料YouTube」で情報をキャッチしていた人は考え方を改めないといけません。

「本当に必要な情報は、お金を出して取りに行く」

これができる人とそうでない人で、学びの格差が生まれるでしょう。

これまでも、優秀な人ほど本を読み、優秀な人ほど新聞を読み、優秀な人ほど有料のセミナーや勉強会に足を運んでいました。

この流れが、インターネット上で加速するのです。

これからは学びが重要な時代。本当に質の高い情報を取りに行く人が、勝ち残る時代になるでしょう。

まとめ

本記事では、ビジネス系YouTuberの有料化について解説しました。

ビジネス系YouTuber 有料化について まとめ

  • 2020年、有名なビジネス系YouTuberが一気に有料化を進めた
  • 無料YouTubeは「エンタメ」「大衆受け」が大切で、ビジネス系と相性が悪い
  • ビジネス系YouTuberは「広告収入」ではなく「ダイレクト課金モデル」へ移行する
  • お金を出して情報を取りに行く人とそうでない人で、格差が生まれる

以上です。ありがとうございました~。