進路先を比べるコツ!マトリックス分析による職業選択法

本記事では、マトリックス分析による職業選択法について紹介します。

進学や就職で複数の選択肢を比較する際に活躍する簡単な手法です。進学の場合でも使えます。

マトリックス分析とは

3×3のL型マトリクス分析の例(筆者作)

マトリックス分析とは、マーケティングなどで使われる情報整理術の1つです。ロジカルシンキングの手法としても活用されますね!

大人でも使うとっても便利な方法ですが、中学生や高校生・大学生にとっても、進路選択・職業選択に応用ができます。

職業選択の際、業務内容・やりがい・給料など、様々な労働条件を比較検討しますよね?こういった複数の情報を比較検討する際に大変便利です。

以下のようなメリットがありますよ。

マトリックス分析のメリット

  1. 誰でも簡単に使える
  2. 情報を比較して見える化できるので、考えが整理される
  3. 複数の選択肢を比べるので、視野が広がる
  4. 好きなように表を拡張できるので、応用がきく
  5. 紙とペンだけでOK!

マトリックス表の作成法

では、実際にどのように作成するか解説していきます。

縦軸には、比較検討する企業や進学先を書きます。この時、3つ以上の選択肢から比較するのがポイントです。

これは、3つ以上の選択肢から比較検討することで、成功率が大きく上がるという研究結果があるためです。

横軸には、職業選択においてあなたが重視する価値観や労働条件を書きましょう。

  • 業務内容
  • やりがい
  • 社会貢献
  • 成長性
  • 給料
  • 安定性や将来性・企業の規模
  • 勤務地
  • 雇用・労働条件・福利厚生(年間休日数・産育休など)
  • 社内の風通しや自由度
  • ホワイトな労働環境(有休消化率や離職率など) など

ポイントは重視する価値観から書くということです。あまりにも尺度が多すぎると判断が難しいですからね。

さらに、作成した日付を残しておきましょう。これは、人の価値観は時間や環境によって変化するからです。

今後、転職などのキャリアチェンジを考える際にも参考になるでしょう。

選択のコツ:ネガティブを避ける

縦軸と横軸が埋まったら、実際に企業ごとに評価をしていきましょう。〇×でもABC評価でもなんでも良いです。

こうしてできたのが以下の表です。

マトリックス分析と作成時のポイント

あとはこの表を参考に、自分の職業選択の順位付けを行って終了となります。簡単ですよね?

最後に1つアドバイス。できるだけネガティブ要素がある選択肢は避けた方がいいよ!というものです。上の表でいえばネガティブ要素のないB社を選ぶべき。

2011年に発表された以下の研究によると、ネガティブな要素はポジティブな要素の6倍も仕事に影響を及ぼすとされているのです。

参考文献:Optimism predicting employees’ creativity: The mediating role of positive affect and the positivity ratio.

ただし、最終的には個人の判断です。どうしても「やりがい」が譲れないのであればA社を選んだって良いのです。最後は自分の決断に責任を持つことが大事ですね。

まとめ

本記事では、マトリックス分析を用いた職業選択法を解説しました。活用のポイントは以下の4つです。

マトリックス分析 活用のポイント

  1. 3つ以上の選択肢から比較する
  2. 重視する価値観から書く
  3. 日付を入れる
  4. できるだけネガティブ要素がある選択肢は避ける

選択に迷ったときにぜひ活用してみましょう。