FM Hiラジオ新番組「Q(キュー)」出演しました


こんにちは、中村俊也です。
2022年4月26日、FM Hiラジオの新番組Q(キュー)に出演させていただきました!
「静岡で活躍する若手経営者等を紹介する番組」ということで、インタビューを通じて、あらためて自分を振り返るきっかけになりました。
パーソナリティは山田門怒さん。
さすが、プロはトーク力が違いますね(笑)

せっかくなので、ラジオの内容を、備忘録的に記録しておきます。
中村俊也は何者?
(山田)今日のゲストは、中村俊也さんです!よろしくお願いします。
(中村)よろしくお願いします。
(山田)中村俊也さんは、前職は高校教師、大学職員を経て、資産形成アドバイザーをしてらっしゃるとのことです。また、学校でのキャリア教育や、社会人向けの転職相談。最近は起業家コミュニティも始めたそうですね。・・・いったい、何者なんですか?
(中村)何者なんでしょうね(笑)教育現場で働く中で、現在の学校教育だけでは不十分だと感じるようになり、学校では教えられない学びを届ける事業をしています。特に思ったのが、「学校ではお金の教育がない」こと。
(山田)確かに、学校ではお金の教育ってないですよね。
(中村)はい。実は私自身もお金で失敗した経験があって、そうした経験からも、お金の学びを届けたいと思うようになりました。
資産形成のアドバイザー
(山田)なるほど。自身が資産形成で苦しんだ経験から、お金のアドバイスをするようになったのですね。ちなみに、資産形成のアドバイスというと、投資とか、貯金とか、保険とか、そういうことをアドバイスしているんですか?
(中村)はいそうです。
(山田)しかも、金融商品の販売をしない、珍しい仕事をしているとか。
(中村)そうなんです。他の金融機関の方や、いわゆるFPという方と違って、お金を頂く代わりに金融商品の販売は一切しないので、お客様にとって完全中立の立場でアドバイスできるんですね。
(山田)かなり珍しい仕事ですよね。海外だとある仕事なんですか?
(中村)はい。海外だと有料相談は一般的にあることなんですが、日本人はなんでも無料で済ませようとしちゃうんですよね。
(山田)そうなんですね。ちなみに、中村さんに有料で相談すると、本当に結果が出るの?
(中村)はい、出ます。
(山田)ほんと?
(中村)でます。というか、私に資産形成のアドバイスをお願いする時点で、課題がある人がきますから(笑)
(山田)なるほど~。そんなに自信を持って言うなら、お願いしたくなっちゃいます。どんなアドバイスをするんですか?
(中村)大きく2つあって、1つは家計のムダや固定費をできるだけストレスなく下げること。もう1つは、つみたてNISAやiDeCoを使った長期運用の方法。この2つをアドバイスしています。
(山田)たしかに、家計や投資ができるようになったらいいですよね。ただね、中村さん。「普段の生活が切り詰められたらいやだ!」と感じる人もいると思うんですけど…
(中村)まさにその通りで、将来のために今の人生がつまらなくなったら嫌ですよね。ですから私は、食費や交際費を削るのではなく、銀行口座から何もしなくても毎月引かれているものを削ることをおススメしています。つまり固定費。電気代とか、保険料です。
(山田)たしかに、耳がいたい!ちなみに、それって削れるんですか?
(中村)削れます!
(山田)削れます?
(中村)めちゃくちゃ削れます!びっくりするほど削れます。例えば保険とか、自分で選んでいない保険ならまずぼったくりと考えてもらってOKですから、毎月の固定費がびびるぐらい削れますよ。
(山田)どのくらい削れます?
(中村)私が支援したお客様の中で一番良い事例は、月8万円カットですね。
(山田)え!?ってことは年間100万円くらい?
(中村)そうです。
(山田)えー!そうなんだ!それだけ僕たちって、お金のムダ遣いに気付いていないですね。スマホ代とか、頭では分かっているんだけど見ないようにしているとか…そういうのってめちゃめちゃ多そうですね。
学生のキャリア教育もやってるの?
(山田)学生向けのキャリア教育って、どんなことをやってるんですか?
(中村)私が支援しているのは、就職活動の一歩手前。進路選択の考え方の土台を教えています。
(山田)就活の一歩手前って、どんなことですか?
(中村)特に私が伝えているのは「夢を仕事にする」という選択は、就活の現場では役に立たないということです。
(山田)え!?そうなの?意外!
(中村)実際の就活現場では、夢を仕事にできる子供は1割もいないんです。ですから、「夢を持とうね!」ではなく、「夢に頼らない地に足ついた就職活動」を、現場のリアルからお伝えしています。
(山田)なんか、夢を持てっていう大人が多いような気がするんですが、実際はそうじゃないんですね。
(中村)もちろん、夢を持っている子はいいんです。ただ現場では、夢を持てなくて苦しんでいる子供の方が圧倒的に多いんです。しかも、「夢を持て」と言っている大人たちは、夢を持てない子どもたちに具体的な解決策を示してくれるわけではないんです。だから、私はそれを現場のリアルから教えています。
(山田)なんか、高校の先生、大学のキャリアセンターで働いてきただけあって、すっごく説得力があります。中村さんの話を聞くと、正しい就職活動になるんですか?
(中村)なります。
(山田)実際に、学生さんとかどんな反応します?
(中村)よく聞くのは、「目からうろこでした」とか、「夢はなくてもいいんだ。安心した」という声ですね。
(山田)確かに、夢を持たなきゃいけないと思っている子たちは、ほっとするでしょうね。ところで、夢がない子たちにはどんなアドバイスをしているんですか?
(中村)「好き」ではなく「共感」で選ぶとアドバイスしています。
(山田)好きではなく共感?
(中村)はい。つまり、自分の心の中にある好きなものを探すのではなく、実際に企業を見てビビッとくるものを探す。自分に目を向けるのではなく、相手に目を向けて心が動くかを考えればいいんです。
(山田)さすが、説得力がありますね。
起業家コミュニティ
(山田)起業家コミュニティも始められるとか?
(中村)そうなんです(笑)私自身起業家で、現在は多くの起業家を支援する立場にもいるんですが、起業家って孤独なんですよね。しかも日本では起業について学ぶチャンスもないですし。
(山田)確かに。
(中村)ですから、起業のノウハウを学べたり、起業の仲間ができるコミュニティがあったらいいなと思って、静岡ゼロイチ起業サロンを立ち上げました。
(山田)失敗談とか、ノウハウの共有ができたらいいですよね。
民間の力で学びを届けたい
(山田)中村さん、いろいろやっていますね。仕事で大切にしていることとかあるんですか?
(中村)大切にしていることと言うか、学校では教わらない学びを届ける、というのが私の企業理念です。私は高校大学と働く中で、公教育の力だけではもう教育は難しいと感じています。ここで大事なのは、「じゃあ国や学校がなんとかすべきだ!」と文句を言うことではなく、民間の力で学びを作ることだと思っています。
(山田)民間の力で学びを作る・・確かに、大切ですよね。なるほど、だから、お金の学び、キャリアの学び、起業の学びを届けているんですね。
(中村)はい。
(山田)最初中村さんのプロフィールを見たときは何者か分からなかったですけど。お金・キャリア・起業と、民間の力で学びを届けるという1つの部分につながっていくんですね!
(中村)そうなんです。とは言っても、目の前のことに必死なんですけどね。
(山田)将来のビジョンは?
(中村)10年後、20年後は、静岡に学びの拠点を作りたいと思っています。大人も子供も関係なく。ぼんやりとですが。
(山田)なるほど。ぜひ静岡だけでなく、全国にその学びを届けてくださいね!今日はありがとうございました!
(中村)ありがとうございました!